橋よりトンネルが現実的=北海道結ぶ鉄道構想で―ロ高官

時事通信 / 2017年2月28日 18時0分

 【モスクワ時事】ロシアのイワノフ大統領特別代表(前大統領府長官、環境・交通問題担当)は、ロシアが意欲的な極東サハリン(樺太)と北海道を鉄道で結ぶ構想について、橋を架けるよりトンネルを建設する方が現実的だと語った。タス通信が28日、インタビュー内容を報じた。

 イワノフ代表はサハリン―北海道間の距離は英仏海峡トンネル(約50キロ)の全長とそれほど変わらず、「技術的に可能だ」と指摘。一方で「採算が取れるかが問題だ」とも述べた。また、ロシア本土とサハリンをまず結ぶ必要があるとも語った。 

[時事通信社]

jiji

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