小さい子どもは頭を撫でられると喜ぶのが一般的です。
では、大人になるとどうなのか?
個人差はありますが、大人になっても頭を撫でられると嬉しいという感情は残り続けるようです。
女性だけじゃなくて、男性もそうみたいですよ。
今回は仕事場における「頭を撫でる」という動作について考察します。
自分の頭を撫でる
頭を撫でるというと、人が2人いる時に成立するものだというイメージが先行しがちですが、自分で自分の頭を撫でるという行為も結構な頻度で見られます。
この効果は他人に撫でてもらう場合とまったく同じで、安心感を得ることができます。
では、仕事中に自分で自分の頭を撫でている人はどういう心理状態なのか?
僕は今、経験年数の浅い後輩の隣で仕事をしているんですが、後輩が自分の頭を撫でている姿をよく目にします。
頭を撫でている時に「順調?」と尋ねると、十中八九「行き詰ってます」と返ってきます。
つまり、仕事が行き詰っているから頭を撫でることでそのストレスを和らげようとしているということ。
他にも、自分の意見に自信が持てない時なども自分の頭を撫でながら話している姿をよく見かけます。
これも全く同じ理由ですね。
余談ですが、
漫画やアニメでキャラが照れ隠しをする時に後頭部を撫でながら「いやいや、そんな・・・」って言う鉄板のリアクション。
あれも自分が喜んでいるのを悟られないよう、平常心を保つために頭を撫でていると言えます。
髪を引っ張る行為は?
頭を撫でる行為と似ているのが髪を引っ張るという行為。
これは少し違う理由で、ストレスを発散するための「自傷行為」に分類されます。
そこまで強い力で引っ張っていなくても、です。
酷くなると引っ張って髪を抜いてしまう人もいますが、そこまでいくと相当強い負荷がかかっていると考えられます。
いずにしてもストレスを感じている時に見られる行動なので、自分の頭を撫でる行為と同じ状況で見られます。
無意識な心理行動の怖いところ
こういった無意識の心理行動の怖いところは、原理を知っていても防ぐことができないことです。
僕もなるべく人と話している時に頭を撫でる行為は出さないようにしているのですが、とっさに出てしまって防げないこともすごい多いです。
特に、上で挙げた「自分の意見に自信がない時」に出る頭撫では間違いなく自身の無さが相手に伝わってしまうのでマイナスだと思っているんですが、かなり意識していないと抑えられないですね。
これ、訓練したら防げるようになるんでしょうか。
無意識の心理行動を意識して抑えられる人は交渉事など強そうで羨ましいです。
さいごに
ハゲても同じなんだろうか・・・
以上!
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