90歳男性が高速道路逆走 大型トラックと正面衝突し死亡

28日夜、兵庫県三木市の中国自動車道で、軽トラックがおよそ3キロにわたって上り車線を逆走して大型トラックと正面衝突し、運転していた90歳の男性が死亡しました。
28日午後9時40分ごろ、兵庫県三木市吉川町有安の中国自動車道で、近くに住む森上源一さん(90)さんが運転する軽トラックが上り車線を逆走して大型トラックと正面衝突し、森上さんは頭などを強く打って死亡しました。

警察によりますと、森上さんは吉川インターチェンジから高速道路に入り、2キロほど走行したあとUターンして、およそ3キロにわたって逆走したと見られるということです。

森上さんは、1年4か月ほど前に運転免許を更新し、その際、認知症が疑われる兆候はなかったということですが、妻は警察に「最近、夫が物忘れをするようになった」と話しているということです。警察が事故の状況などを調べています。