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【スポーツ】

[スピードスケート]小平帰国「まだまだ伸ばせる」

2017年3月1日 紙面から

世界スプリント選手権で日本女子初の総合優勝を果たして帰国し、金メダルを披露する小平奈緒=成田空港で

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 スピードスケートの世界スプリント選手権で日本女子初の総合優勝を果たした小平奈緒(30)=相沢病院=が28日、成田空港に帰国。報道陣とファン合わせて100人近い出迎えに「こんなに大きく報道していただけると思っていなかったのですごく驚いている」と目を丸くした。

 500メートルと1000メートルの総合得点146・390点は世界新記録。好調な500メートルでは今季国際大会で負けなしの10連勝だ。それでも小平は「平昌五輪への通過点。これが平昌五輪への一歩だと思っている」と気を引き締め、油断はない。

 過去2回の五輪で個人種目は5位が最高。平昌五輪を31歳で迎える小平は「他の人と比べるとスロー再生のような競技人生」と自らを評する。一方で「人に与えられるものをするのではなく、やりたいものを自分で選択してきた。その分、時間はかかっているが自分の感覚ではまだ年齢的に20代半ば。まだまだ伸ばせる感覚がある」と話し、成長途上との自負がある。次戦は500メートルで2季ぶりの種目別総合優勝がかかるワールドカップ(W杯)最終戦(3月11〜12日・スタバンゲル=ノルウェー)。「しっかり締めくくりたいと思っています」と平昌五輪まで無敗街道を突っ走る。 (千葉亨)

 

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