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| 著 者 |
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正司昌子 |
| 定価(税8%) |
: |
\771 |
| ( 本体価格 |
: |
\714 ) |
| 判 型 |
: |
新書 |
| 刊 行 年 |
: |
2007.10.05 |
| ISBNコード |
: |
978-4-584-12164-1 |

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太陽も月も星も見たことがないという子どもたち。 四角い川を描く子どもたち。 手がないヒトを描く子どもたち……
子どもたちに異変が起きている。子どもの脳が壊れてかけているのだろうか。それとも、あまりに科学技術が進み、自然との触れあいが足りなくなっただけなのだろうか。
便利さを追求した科学文明のその果てに、子どもたちの身体から「自然」が消えかけている。
このままでは教育再生どころではない。今世紀の日本を担う貴重な人材が払底する最悪の事態を取り除くにはどうしたらよいか。
天才幼児教育の現場から緊急提言!
〈目次〉 プロローグ――「普通の子どもたち」が壊れかけている
第1章 両腕のない人間を描く子どもたち 太陽を見たことがない少年 四角い川と丸い川 手がないヒトの絵 山ってなに? 「汚い」ことを嫌がる親
第2章 崩壊する子どもたちの日本語 恐るべき語彙力の低下 「あれ」「これ」症候群 聞く力の低下 お母さん、あなたが二四時間営業のネーティブです マニュアルも読めない若者
第3章 授乳時のテレビとケータイで子どもは壊れる 授乳母親の八割がテレビ視聴 「場所見知り」 子守はビデオ、移動はバギー 文明の進展は母親の負担を軽減したが 赤ちゃんの「運動不足」?
第4章 おそるべき子どもたち 0歳児で母から主導権を奪う 母を試す子どもたち(1) 母を試す子どもたち(2) 親の注意をひくためなら 子どもを叱れない親 手抜き・ごまかしを覚える子ども 反抗期 子どもはストレスのはけ口を求めている 子は親の鏡
第5章 「個性」を発揮することのできた子どもたち 「問題児」は「個性的」 最年少の英検合格者 大学生で社長になった大遊くん
第6章 子どもの「自立」のために親がすべきこと ことばのシャワー――まずは実況中継を もう一つの実況中継 読み聞かせ
第7章 子どもに言葉を教える 「オウム返しゲーム」 聞き上手が話し上手を作る 文字も実況中継から 2文字3文字ゲーム インプットとアウトプット 四字熟語もすぐ覚える カルタとり
第8章 からだを使いこなす子ども ハサミは使いよう――キーワードは二万回 小さな冒険
エピローグ――二一世紀の日本はこのままでは没落する
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正司昌子(しょうじ まさこ)
1933年、兵庫県生まれ。1956年、大阪音楽短期大学ピアノ科卒業。1987年、“0歳から小学校入学前まで”の子どもを対象として全人的教育を目指し、レクタス教育研究所を設立。多くの子どもを有名私立小学校に送りだす一方、やる気のない子、学習能力に問題がある子などを独自のマンツーマン指導に より飛躍的に伸ばすことでも定評がある。著書に、『正司昌子の幼児の知力がぐんぐん伸びる本』(情報センター出版局)、『正司式 ぐんぐん伸びる よむ・きく・はなすちからプリント』(小学館)、『子どもを生かす子育て法』(三一書房)などがある。
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