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 米メディア大手のコムキャストは2月28日、大阪市で「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)を運営する傘下のユー・エス・ジェイを完全子会社にすると発表した。現在は株式の51%を保有するが、残りの49%を米金融大手のゴールドマン・サックスなど、既存の株主から23億ドル(約2500億円)で4月末までに取得するという。

 USJは映画「ハリー・ポッター」の新エリアや、日本独自のアトラクションなどが人気で、好調を保っている。コムキャストは今後も成長が期待できるUSJを取り込むことで、収益拡大をめざす。

 コムキャストは2015年9月にUSJを15億ドルで買収すると発表し、同年11月に買収手続きを完了した。(ニューヨーク=畑中徹)