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【芸能・社会】

生田「無心で歌った」 レミゼ日本上陸30周年記念製作発表

2017年3月1日 紙面から

会見に臨んだ(左から)森公美子、ヤン・ジュンモ、特別ゲストの島田歌穂、福井晶一、吉原光夫、生田絵梨花=東京・日比谷の帝国劇場で(五十嵐文人撮影)

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 ミュージカル「レ・ミゼラブル」の製作発表が28日、東京・日比谷の帝国劇場であり、出演者73人が日本上陸30周年の記念公演に向けて劇中歌8曲を歌い上げた。ゲストの島田歌穂(53)は新キャストの乃木坂46、生田絵梨花(20)に「透き通る声でミュージカルに出演するために生まれてきたよう」と興奮ぎみにエールを送った。

 生田は主役ジャン・バルジャンの養女コゼット役。「不思議ね 私の人生が始まった そんな感じ」と劇中歌をハイトーンで歌い上げ、「オーディションに受かった時も、今もこの歌詞が(自分の中に)流れている。今までどう歌おうか考えながらでしたが、無心で歌えました」と緊張気味に話した。

 島田は1987年6月、帝劇での日本初演でコゼットの恋人に思いを寄せるエポニーヌ役で出演。「レミゼと出会ったことは生涯の宝物。卒業生としてファンとして、どこまでも受け継がれるよう願っています」と涙ぐんだ。

 先輩に聞きたいことを尋ねられた生田は「帝劇には魔物がいると聞いている」と心境を告白。森公美子(57)は「いると言えばいる。瞬間にせりふがなくなる。魔物と闘って勝つんです」と力強く指南した。

 5月25日〜7月17日の帝劇に続き、福岡、大阪を巡演し、9〜10月に名古屋・中日劇場で上演。バルジャン役の福井晶一、吉原光夫、ヤン・ジュンモをはじめ、唯月ふうか、駒田一、鈴木ほのか、松原凜子、相葉裕樹らが出演する。

 

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