家でも外でも自由にネットに接続して楽しむ事が出来るポケットWiFiですが、2017年3月現在、様々なプロバイダがモバイルWiFiルーターを提供している為、どこのポケットWiFiをどんな基準で選ぶべきかって悩んでしまいますよね。
月額料金や通信制限、キャッシュバック料金など選ぶ時のポイントは様々で、ネットやパソコンに疎い人なら情報を探せば探す程混乱してしまうのではないでしょうか。
ここでは2017年3月時点で契約可能なポケットWiFiを全て比較した上で、一番おすすめのモバイルWiFiルーターはどれなのかを分かりやすく解説していきます。
目次
そもそもポケットWiFiって何なの?
ポケットWiFi(Pocket WiFi)は、おそらく多くの人が「持ち運び出来るモバイルWiFiルーター」の事を指していると思いますが、実はワイモバイル株式会社のサービス名のひとつです。
ですから、ワイモバイル社の提供しているものだけがポケットWiFiであり、他の持ち運び可能なモバイルルーター(WiMAXなど)はポケットWiFiとは呼びません。
しかし、これらは全て家でも外でもネットに接続する事の出来る持ち運び式のWiFiルーターですので、便宜上この記事内では全てポケットWiFiと表記させて頂きます。
ポケットWiFiの失敗しない選び方
それでは具体的にポケットWiFiをどうやって選べば失敗しないのかについて解説していきます。
月間データ容量に制限があるかどうか(速度制限の可否)
今現在、ポケットWiFiを選ぶならワイモバイルかWiMAXの2択となっていて、というのも他のポケットWiFi(docomoなど)では月間データ容量に制限があります。
ネット回線を選ぶにあたって、データ容量制限は無い方が良いのは誰だって当たり前だと思いますが、月間無制限でネットを使い放題出来るのは現状ポケットWiFiかWiMAXくらいです。
しかし、ワイモバイルとWiMAXのどちらにも「3日間のデータ容量制限」は存在するのですが、月間も3日間もどちらも制限のないポケットWiFiサービスは現時点では存在しません。
ワイモバイルとWiMAX二つのサービスの3日間のデータ容量制限は以下の通りです。
サービス名 | 3日間使用可能なデータ容量 | 制限される時間帯 |
---|---|---|
ワイモバイル | 3GB | 当日6時から約24時間 |
WiMAX | 10GB | 翌日18時から約8時間 |
上記の表を見て頂きたいのですが、ワイモバイルの場合3日間で3GBを使用すると速度制限がかかってしまうのに対して、WiMAXは10GBと3倍以上容量に余裕があります。
更に、速度制限がかかってしまう時間ですが、ワイモバイルは制限後1日中ネットが使用できないのに対して、WiMAXは約8時間だけの制限を乗り切ればまたネットを楽しむ事が可能です。
ポケットWiFiを選ぶ上でこの速度制限に関してはかなり重要だと思っていて、私はこの3日間のデータ容量と制限される時間帯を見てWiMAXを契約しました。
最大でどれくらいの速さでネットを使用出来るのか
あくまでポケットWiFiを比較するポイントを紹介していますが、私自身この「ネットの接続速度」はそれ程重要ではないと思っています。
と言うのも、今の日本のネット技術はめちゃくちゃ進歩していて、接続速度でいえばどれを契約しても十分過ぎるほどのスピードが出ます。
Youtubeやニコニコ動画だってサクサク見れますし、当然の事ながらネットの閲覧やLINEだってストレスなく利用可能です。
となれば、やはり重要視するべきなのは上でも触れている「月間/3日間に使用出来るデータ容量」が大事で、どれくらい利用すると速度制限がかかってしまうのかを重要視するべきではないでしょうか。
どんなに超スピードで動画やLINEの接続が出来ても、すぐに制限がかかってしまって利用できなくなってしまうのでは契約した意味がないでしょう。
ちなみにおすすめしているWiMAXの最大通信速度は下りで「440Mbps」となっていて、光回線と同様のスピードでネットに接続する事が可能です。
※WiMAXは利用エリアによって最大通信速度が異なります。
自分の住んでいる地域(エリア)で利用可能かどうか
契約前に確認するべきなのがこれで、せっかくポケットWiFiを契約しても、自分の住んでいる地域(エリア)が対応エリア外だったら電波が入らないというケースもたまにあります。
一応最初に説明しておくと、ポケットWiFiを契約後に対応エリア外だったり思ったような速度が出ない等した時は、商品到着後8日以内であったら「初期契約解除制度」を使って無条件で解約する事が可能です。
いわゆるクーリングオフと同じ様なものと思って頂ければ大丈夫です。
ですから、あまり慎重にならずに契約しちゃっても大丈夫と言えば大丈夫なのですが、一応自分の契約しようと思っているポケットWiFiの対応エリアは確認しておきましょう。
2年間使用した時の総額費用を比較する
ポケットWiFiを比較する上で一番重要とも言って良いのが、「2年間使用した時の総額費用を比較する事」です。
多くの人が「月額費用を比較するんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ネット回線の契約では高額なキャッシュバックキャンペーンを行っているプロバイダが多く、月額費用は同じなのにキャッシュバック料金の差で2年間の総額費用に大きな差が出てきてしまうからです。
何故2年間なのかと言うと、多くのポケットWiFiは最低契約期間が2年間となっており、2年未満で解約してしまえば解約違約金が発生してしまう為です。
ワイモバイルを2年間使用した時の総額費用
ワイモバイルで月間データ容量が無制限なのは「Pocket WiFiプランL」なのですが、こちらのプランは3年契約となっています。
各項目 | 料金 |
---|---|
キャッシュバック料金 | なし |
月額料金 | 4,380円 |
事務手数料 | 3,000円 |
2年間使用時の総額費用 | 108,120円 |
ワイモバイルでは特にキャッシュバックが付くキャンペーンなどは行っていないので、単純に月額料金を24でかけて、事務手数料を足した数字が2年間使用時の総額費用となります。
WiMAXを2年間使用した時の総額費用
続いてWiMAXを2年間使用した時の総額費用ですが、WiMAXを2017年3月に一番お得に契約出来るプロバイダはGMOとくとくBBで、今月のキャッシュバック料金は驚愕の「34,000円」となっています。
以下がGMOとくとくBBでギガ放題プランを契約した時にかかる費用です。
各項目 | 料金 |
---|---|
キャッシュバック料金 | 34,000円 |
1~2ヶ月目の月額料金 | 3,609円 |
3ヶ月目以降の月額料金 | 4,263円 |
事務手数料 | 3,000円 |
2年間使用時の総額費用 | 65,741円 |
ワイモバイルの料金と比較して頂ければ分かると思いますが、2年間使用すると約4万円近くの差が出てきてしまう上に、WiMAXは2年契約でワイモバイルでは3年契約。
月間データ容量制限や料金面を考えると、私がポケットWiFiを契約するのであればWiMAX一択と結論付ける事が出来ます。
WiMAXは高額キャッシュバックキャンペーンだけではなく月額割引もある
ここで注意点がひとつあるのですが、WiMAXの高額キャッシュバックキャンペーンは契約してすぐに受け取れるものではありません。
多くのプロバイダで契約してから1年間継続使用した事が確認出来てから受け取れるようになっています。
これは仕方がない事で、契約後すぐに受け取れるのであれば複数回線大量に契約してキャッシュバックだけを受け取り、逃亡してしまうという悪巧みを働かれたらサービスが成り立たなくなってしまう為です。
「今すぐにキャッシュバックが受け取れないのは嫌だな・・・」と思う人もいるかもしれませんが、WiMAXではキャッシュバックを受け取るのではなく月額料金を割引いて契約するという方法もあります。
詳しい方法は「WiMAXの月額料金が一番安いプロバイダはどこ?月額割引キャンペーン比較!」をご覧ください。
結論!ポケットWiFiを契約するならWiMAXで決まり!
まとめに入りますが、月額料金や速度制限、2年間の総額費用などで比較すると、ポケットWiFiを契約するのであればWiMAXで決まりではないでしょうか。
私自身めちゃくちゃ慎重な性格で、ネット回線などの契約ではかなり沢山のサイトや電化製品などを回り、情報収集を重ねた上で契約するタイプなのですが、ポケットWiFiに関して言えばWiMAXを3年以上も使用し続けています。
WiMAXを少しでも契約したいのであればキャッシュバックの比較は必須ですので、「WiMAXキャンペーン完全比較!一番高額のキャッシュバックを受け取れるプロバイダはどこ?」という記事を参考に契約して頂ければ損はないと思います。
家でも外でもネットを楽しめるポケットWiFiを契約して、今以上にインターネットの世界にのめり込んでくださいね。
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