ただし、The Vergeなどは「WSJの記事はiPhoneに付属するLightning-USB-AケーブルがLightning-USB-Cケーブルに置き換わると言っている可能性もある」と指摘しています。
現在のiPhoneに付属する充電・同期用ケーブルはiPhone側のLightning端子と、付属充電器やPCに接続するためのUSB-A端子で構成されます。しかし、前述のとおりアップルはMacBookやMacBook ProでUSB-Cを積極採用しており、そのせいでiPhoneとMacBookとの接続に変換アダプターを介しなくてはならない状況が生じています。
そこで、iPhoneに付属する充電・同期用ケーブルのUSB-A端子側をUSB-Cに置き換えてしまえば、この問題が解決できるというわけです。最近はWindows PCでもUSB-C端子を備える機種が増加していることもあり、これなら合理的な話と言えそうです。
Re rumors that iPhone drops Lightning (yes, just rumor), my guess: Lightning stays on phone, charger end gets USB-C, cable connects to Mac
— Avi Greengart (@greengart) 2017年2月28日
アップルはiPhone 7で3.5mmイヤホン端子を廃止したため、iPhoneで音楽を楽しむユーザーはBluetoothヘッドホンを使うか、Lighningコネクター経由でのリスニングにするかを選択しなければなりませんでした。最近になってやっとLightningコネクター直結のイヤホン/ヘッドホンが増えてきたところで、今度はLightning端子まで変わってしまうとなると、音楽好きなユーザーからは不興を買ってしまいそうです。
ただ、iPhoneがLighningコネクターをUSB-Cに変更するという予想が前々からあるのも事実です。実際どうなるかは、もう少し情報が出揃ってくるまではなんとも言えそうにありません。