乃木坂46・松村沙友理、アニメへの愛が止まらない!


僕の名前を出してくれて誠に感謝。でもなんで僕なのだろう?
もっとキャッチーな監督名を挙げて、長井龍雪あたり挙げといて『あの花』がどーたらこーたら!とお茶を濁しておけばいいのに。

でもそれが彼女の「まっすぐさ」を、端的に示しているのだろうと思う。


一度、雑誌の彼女の連載企画に呼ばれて、彼女に会った。
スタジオに来てもらって、「人見知りなんで・・・」とマネージャーさんに予め言われていたが、最初から警戒心バリバリで、あれ?俺歓迎されてない?ていうか睨まれてるよね?
対談が始まったが、話が弾まない。ていうか俺の作品観たことなさそう。
ああ、これは駄目なパターンやな。ちょっと諦めかけた。
当然主なテーマとして『WUG』とアイドルの話になったのだが、あれぇ、『WUG』嫌々観させられたのかな?くらいのテンション。

でもせっかく乃木坂ちゃんが来てくれたので、サービスしましたよええ。

その後対談会場になった会議室からエレベーターで一階上がって、スタジオを一通り案内して、そこで写真を撮って、そしてまたエレベーターで下へ降りる際、
「宇宙人はいると思いますか?」
あれ?なんか聞こえた?彼女の声?
脈絡のない質問なんで、え?どの会話の延長?マネージャーに言ってるのかな?とスルーしたら、
「宇宙人はいると思いますか!?」
もう一回。俺か!
ハッと振り向いたら、彼女が睨むように僕を見ている。

俺、試されてる・・・?

「この広い宇宙で、生命が地球上だけ、というのはどう考えてもありえないから、いるに決まってます」

そこでようやく、彼女が笑った。


変な子だなぁ、とは思いつつも、今日睨んでると思ってたのは、そういうまっすぐな目線だったんだな、と気付いた。
アニメをまっすぐに信じている目。世界をまっすぐに見つめている目。時々出会うね。
いつもキワッキワの人ばかりだけど。

でも計算・打算で動かない、まっすぐな子。大好き。
どれとは言わないが、アイドルってなるとすぐ「大人の世界」に染まってしまうので、貴重だなぁ、いい子だなぁ、と思って送り出しました。
でも例のユニフォームのままで来てユニフォームのままで帰っていきました。うそん!


ちなみにイチゴの匂いがしました。ってこれは余計か(笑)。