ラノベを読んでいて「そこで終わるの!?」と腹が立ったことはありませんか?
僕はラノベが大好きです。しかし、どんなに面白いラノベでも、いや、面白いラノベだからこそ許せないことがあります。
それは「次巻へ続く」。
どんどん盛り上がってきたところで「続きは次巻へ」となると、「なんでそこで終わるの!?」と続きが気になって仕方ありませんよね。
そこで今回は、僕がこれまで読んできたラノベの中で、ちゃんと完結しているもののみを厳選してご紹介させていただきます。
今回の記事は、僕が読んできたラノベの中で、2017年2月27日時点ですでに完結済みのもののみをご紹介しています。
現在連載中のものも含めたランキングは下記の記事をご確認ください。
この記事の目次
僕が好きなラノベの特徴
大前提として、僕が好きなラノベの特徴(=これから紹介するラノベの特徴)についてご紹介させていただきます。
- ハッピーエンド
- 鬱展開なし
- 理不尽なキャラなし
基本的に僕はチキンハートなので、「自分も頑張ろう!」と思えるラノベが読みたいんです。
そのため、ストリー的に「最後に正義が勝つ王道展開のもの」や「クスっと笑えるラブコメもの」が多くなっています。
完結済みのおすすめラノベ15選
15.烙印の紋章
全12巻完結。
戦争によって故郷を失い剣奴となった主人公が、自分とそっくりだけどクズ人間の王族の影武者(というか代わり)として、時には武力で、時には策略で敵をなぎ倒す「戦記もの」。
「いつかバレるんじゃないか?」という緊張感で、物語にグイグイ引き込まれます。
三国志や幻想水滸伝のような、群雄割拠のなかで成り上がる主人公が好きな人におすすめ!
14.れでぃ×ばと!
全13巻完結。
「超お嬢様学校」に「従者育成科」と、The・ラノベシチュエーションの「学園もの(と言って良いの……?)」。
「見た目はヤンキー、中身はオカン(笑)」な主人公が、たまにカッコよく決めるシーンもあるので、地味にモチベーションをUPさせてくれます。
最初から最後まで、ネガティブな内容は一切出てこず、ただひたすらに主人公のラッキースケベとハーレム展開を楽しむ娯楽小説が好きな人におすすめ!
13.とらドラ!
全10巻完結。
僕は、この作品ほど、最初と最後で各キャラクターの印象ががらっと変わった作品を知りません。各キャラクターをどんどん掘り下げて、どんどん新しい魅力を見つけていく……。
キャラクターの成長を見守るヒューマンドラマのような不思議な気持ちにさせてくれます(ちゃんと主人公とヒロインのイチャラブもあるよ!)。
ラブコメが好きだけど、イチャコラするだけじゃないものが読みたい、という人におすすめ!
12.護くんに女神の祝福を!
護くんに女神の祝福を!<護くんに女神の祝福を!> (電撃文庫)[Kindle版]
全12巻完結。
魔法の存在する世界で、天才女子高生と天然ショタ系の主人公がイチャラブしつつ、困難を乗り越えつつ成長している「ラブコメディ」。
本作のヒロインはツンデレというか「ツンデレデレ」なくらいデレが多い。主人公を甘やかしすぎ(笑)
ただ、そんななかでも、少しでもヒロインの役に立ちたいと努力する主人公の姿にはすごく力をもらえます。また、めちゃくちゃ強いはずのヒロインが、思いっきりいじられキャラなところも◎。
コメディ要素の強めなラブコメが読みたい人におすすめ!
11.まよチキ!
全12巻完結。
「迷える執事とチキンな俺と」を略して「まよチキ!」。タイトル通りに執事のヒロインと、女の子に触れられただけで鼻血を出すチキンな主人公の「学園ラブコメディ」。
ラノベでしかありあえないキャラ設定だけど、逆境をはねのける強さを持った主人公を見ていると、すごく明るい気持ちになります。
ラブコメもいいけど、熱血展開も欲しい人におすすめ!
10.召喚教師リアルバウトハイスクール
全19巻完結。
殴り合いのガチンコバトルかと思いきや、波動拳のようなものを打てる<神威の拳>を操る者達の格ゲーのような戦い。
しかも、バトルだけでなく、ギャグや恋愛もちりばめられていて、読んでいて飽きません。
ドラゴンボールや幽遊白書の暗黒舞踏会編のようなバトル展開が好きな人におすすめ!
9.前略。ねこと天使と同居はじめました。
全6巻完結。
雨の中、三匹の子猫を見つけた主人公。彼が次に見つけたのは、「拾ってください」と書かれたダンボールに入った美少女だった(笑)
まさに、「それなんてエロゲ?」な状況ですが、不思議系のヒロインと、可愛い三匹の子猫にめちゃくちゃ癒やされます。
猫好き&ホームドラマ好きなら、間違いなくおすすめ!
8.空ノ鐘の響く惑星で
全12巻完結。
中世ヨーロッパと近未来をミックスさせたような不思議な世界でボーイ・ミーツ・ガールする話です。
ものすごく丁寧に世界観が練られているので、まるで三国志のような「歴史もの」を読んでいるような気分になります。
本編だけでもハッピーエンドなのに、外伝の1冊ではしっかりと後日談が描かれていて、各キャラクターがちゃんと物語の中で生きていることを実感させてくれます。
ハッピーエンド好きなら絶対に読んでおきたいシリーズです!
7.彩雲国物語
全18巻完結。
イメージ的には、春秋戦国時代くらいの中国っぽい架空の世界でのお話。
「国の役人になって罪なき民を守りたい!」と夢見る少女の奮闘ぶりを見ていると、「よし、明日も頑張るか!」と元気をもらえます。
特に7巻~8巻の話は、めっちゃ泣ける。
感動話でしっかりと涙を流したい人におすすめ!
6.アウトニアシリーズ
アウトニア王国奮戦記 でたまか 問答無用篇<でたまか> (角川スニーカー文庫)[Kindle版]
全16巻完結。
金もコネも無いビンボー貴族の主人公が、創意工夫で困難に立ち向かう「スペース・オペラ」。
『ホーム・アローン』のようなイタズラに始まり、大切な仲間たちで協力してなんとか勝ちを拾う一発逆転劇まで、本当に読み応えがあります。
神様に力をもらって無双する俺TUEEE!系に飽きた人におすすめ!
5.フルメタルパニック
全22巻完結。
ごく普通の女子高生がもつ秘密を守るために、特殊部隊に所属している主人公が、それと悟られないように警護する。
そう聞くと、ブルース・ウィリス主演の『ボディーガード』のようなストーリーを思い浮かべそうですが、残念ながら本作は「SFアクション・コメディ」(笑)
コメディ要素とシリアスなバトル要素が絶妙のバランスで読んでいて飽きません。
ロボット好き&ボーイ・ミーツ・ガール好きにおすすめ!
4.月と貴方に花束を
月と貴女に花束を<月と貴女に花束を> (電撃文庫)[Kindle版]
全6巻完結。
朝起きたら、妻を名乗る見知らぬ美少女が、いうなんとも羨ましい状況の「ラブコメディ」。
可愛らしいお嫁さんや、厳しい言葉(や肉体言語)を投げかけながらも本当に優しい主人公の家族など、登場人物1人1人にしっかりとしたキャラがあります。
物語の構成も、起承転結が非常にしっかりと練られていて、主人公とヒロインがお互いに想い合う姿に、とても優しい気持ちになりました。
家族を大事にしたいな~と思う人におすすめ!
3.バカとテストと召喚獣
バカとテストと召喚獣<バカとテストと召喚獣> (ファミ通文庫)[Kindle版]
全12巻完結(本編のみ)。
ラブコメというか、「ラブ5:コメディ95」くらいにコメディ寄り。絶対に他人のいるところで読んではいけないレベルの面白さ。
本編ももちろん面白いけれど、章と章の間にちょこっと入った「バカテスト」が秀逸。見事なまでの三段落ちと、それに淡々とツッコミを入れる先生に吹き出すこと間違いなし。
ただひたすらに笑って、明るい気持ちになりたい人におすすめ!
2.時空のクロス・ロード
時空のクロス・ロード ピクニックは終末に<時空のクロス・ロード> (電撃文庫)[Kindle版]
全9巻完結。
この本を読んだ時に一番最初に感じたのが「今日を大切に生きよう!」ということ。
いま生活している平凡な毎日が、ほんの何かのきっかけで、すごく残酷な世界に変わってしまう可能性はどこにでも有りえます。それなら、「今日」をいう一日を大切に、全力で生きるべきだと心の底から思いました。
ちょっと最近やる気でないな~とネガティブになっている人には絶対におすすめ!
1.戦闘城塞マスラヲ
【合本版】戦闘城塞マスラヲ 全5巻<戦闘城塞マスラヲ> (角川スニーカー文庫)[Kindle版]
全5巻完結。
優勝すれば世界が手に入ると言われる究極の武闘大会「聖魔杯」で、「ただ目つきが悪いだけ」の主人公が、周囲の勘違いと偶然から勝利を積み重ねていく「バトルもの」。
普通、周囲の勘違いで展開するストーリーはギャグ系が多いのですが、本作は間違いなく「バトルもの」です。特に、最終巻における盛り上げ方は本当にズルい。
その展開をされると、そりゃ~泣くし、感動するわ!という感じ。
引きこもりだった主人公が、自分の「意志」で敵と戦う姿を読むと、「自分も頑張るぞ!!」とめちゃくちゃやる気がでます。
サクッと読めて、やる気が出るラノベが読みたいって人におすすめ!
完結済みのおすすめラノベまとめ
いかがでしたでしょうか?どのシリーズも、自身をもっておすすめできるものばかりなので、ぜひ一気読みしてみてください。
また、今回ご紹介した完結済みのラノベに加えて、連載中のものも含めた総合ランキングは以下の記事をどうぞ。
すこしでも、あなたの琴線に触れるラノベをご紹介できることを願って。
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。