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マスター:嶋本圭太郎
シナリオ形態:ショート
難易度:非常に難しい
形態:
参加人数:8人
サポート:0人
リプレイ完成日時:2017/02/21


みんなの思い出

1
1

オープニング

 『ステルツォ』。
 年が変わる少し前、恵ヴィヴァルディ(jz0015)が口にしたその名は、学園の膨大なクラブの一つとして登録されていた。
 部長は恵自身。部員の登録はない。
 部室がある、とされている場所は、行ってみると常に施錠され、人の気配はなかった。



 コーヒーの苦い薫りが重く沈殿する室内で、恵はソファにその身を横たえ、浅い眠りに就いていた。
 壁が厚いのか、あるいは周囲に雑多に積まれた書類の束や段ボール箱の山に遮られている為か、外の音はほとんど入ってこない。
 だが彼のまつげがぴくりと動き、眠りからの覚醒を告げた直後、扉が開いた。
「随分、外が騒がしくなっているぞ」
 ソファから身を起こした恵は、目元を軽く拭っただけであっさりと眠気を振り払う。
「放っておけばいい」
 あっさりとそう言い放つ。
 学園は今、天界との一大決戦に向けてんやわんやの大騒ぎだ。ベリンガムが大軍を率いて攻めてくるという話もあれば、ついにこちらから天界へ向けて攻め込むという話も。
 だが、それらの動きは彼にとってさしたる関心事ではないらしい。
「天界との交渉も、戦いも、今やツインバベル──エルダー派が頼みの綱だ。生徒会はすっかり、連中は皆味方だと思いこんでいる」
「ベリンガムは排除する必要があるだろう?」
「もちろんだ。だから、放っておけばいいのさ」
 恵はシニカルな冷笑を浮かべる。コーヒーメーカーから小さな紙カップに黒い液体を注ぎ、口を付けた。
「こちらはこちらの仕事がある」

 戦いは終わらせない。

 彼は撃退士たちに向け宣言している。

「姿をさらし、組織の名前まで出すというのは、少し大盤振る舞いが過ぎたな。連中、嗅ぎ回っているぞ」
「俺も働いているということを、知らせておかなくてはな。屋上に突っ立っているだけのでくの坊だと思われるのはさすがに癪だ」
 恵は珍しく冗談めいたことを口にすると、カップをくずかごに放り込んだ。
「さて──いい時間だな」



 冬寒の空の下、数十人の男女が連なって徒歩で進んでいる。
 右手は土手があり、広い川が横たわっている。多摩川だ。先ほどからずっと、川を下るようにして歩いている。
 ぴゅうと強い風が吹き、彼らは皆身体を強ばらせた。川の上を通過する風はより冷たさを増す。防寒着をしっかりと着込んではいても、ずっとこの風にさらされて歩くのは堪えた。
「どこへ連れて行こうというのかね」
 先頭の男が声を上げた──正確には彼より少し先にもう一人男がいる。集団は、彼によってここまで先導されていた。
「なに、もうじきですよ」
 振り返ることもせず、抑揚の薄い言葉が返る。
 恵ヴィヴァルディである。
 恵もまた、いつもの派手な裏地のコートを着込んで寒風にさらされていた。しかし彼の表情も、その陶器のように白い肌も、傍目にはなんの変化もない。
「もう三十分は歩かされているが」
 一方抗議している中年の男の方は、コートの襟を立てて少しでも風を防ごうとしているが、頬がすっかり赤くなっている。
「我々の活動に大きく寄与することだというから、こうして団体員も多数連れてきているのだ。いい加減なものでは困るよ」
 中年男は背筋を伸ばし、威厳を込めた声で言った。

 彼らは『力無きものの声』という市民団体の一員であり、中年男はそのリーダーだ。

 力と発言力を増しつつある撃退士の台頭に危機感を抱き、撃退士を天魔と同等に危険視する一般市民の団体。ここに集まっているのは、組織の中心的な立場にあるものたちが多い。
 恵と彼ら団体につながりがあることは、すでに明らかだ。
「君の情報網には私としても常々感謝している。私と君は互いに重要な同盟者だろう? そろそろ君ももう少しこちらを信頼してだね──」
 リーダーの説教に恵は頷きを返すことすらせず、不意に進路を変えた。
「あっ、おい!」
 土手を降りていく。リーダー以下、皆それに続いた。

「ここが目的地なのかね?」
 広々とした多摩川の河川敷に降りても、なぜこんなところに連れてこられたのか、理解できるものはいなかった。
 その一帯は元々、スポーツ用のグラウンドとして整備されていたらしかったが、今はむき出しの土の所々に雑草が顔を出している。
「人の気配がないわ」
 リーダーのすぐ後ろにいた女性が周囲を見回した。
 河川敷に人がいないのはもちろんの事、土手の上にもその気配は感じられなかった。歩き始めた頃は側道を行く車の音もよく聞こえたが、いつの間にかすっかり聞こえなくなっている。
 そして何より。
「結界があんなに大きく‥‥!」
 川の行く先には、天使の支配領域を隔てる結界がそびえている。それ自体は、最初から見えていた。あまりに大きいので、このあたりに住むものからすれば半ば日常の光景となりつつあった。
 だが今、結界は彼らの視界を覆い尽くすほどであった。
 いつの間にか、彼らは人類と天魔の、いわば国境線とも言える、緩衝地帯に足を踏み入れていたのだ。
「恵君、どういうことかね!?」
 リーダーの声が、さすがに険のあるものとなった。
「こんな危険な場所に我々を‥‥!」
「危険などありませんよ」
 恵は結界の方を見据えたまま答えた。
「さあ、先方もご到着だ」

 つられて視線を追ったリーダーは、あまりの事に声を詰まらせた。
「な‥‥あれは‥‥!」
 そこに現れたのは、骸骨の戦士たち。後ろには、人の身の丈ほどもある巨鳥が群をなし、緩やかに低空を滑空している。
 あれが人の遣いなどであるはずがなかった。
「あ、あれは天魔ではないのかね」
 震える声で、リーダーがなんとか問うと、恵は振り返った。
「そうだとも」
 そして笑って見せた。川の上をなぞる風よりも、さらに冷たく凍える笑みだ。
「あなたたちには、連中と一緒に結界を越えてもらう。その先どうなるかは相手次第だ。まあ、いきなり殺されることはないと思うがね」
「な‥‥な‥‥!」
 リーダーは腰砕けになりながら、やっとのことで言葉を振り絞る。
「わ、私と君は、盟友ではなかったのかね!」
「そんな立派な関係ではなかったんじゃないか?」
 恵は鼻で笑った。
「そうがっかりするな。これは『俺たち』の理想を成し遂げるために必要な一手なのさ」
 すでに団体の周りには巨鳥が降り立ち彼らを取り囲んでいた。
 恵はその横を、骸骨兵とともにすり抜けていく。
「待って」
 その恵を、女性が呼び止めた。
「あの連中について行くことで、『私』の理想も叶えられるの?」
「げ、源田君‥‥!」
 リーダーのすぐ後ろにいた源田と呼ばれた女性は、家族を天使と悪魔それぞれに殺され、彼らの根絶やしを望むという、過激な思想の持ち主だった。
 恵は彼女を見た。その、常に怒りの炎を抱える瞳をつと見つめ、微笑む。
「ただ待っているだけでは望む未来は得られない。そう思ったからこそ、ここまで来たのだろう?」
「‥‥分かったわ」
 源田は呆然としているリーダーを追い抜き、天魔の前に出ると両手を広げた。
「あんたたちの大将と話をさせて。‥‥さあ、連れて行きなさい!」



 君たちは、恵の動向を探るために密かに派遣されていた学園の撃退士だ。
 戦闘は当初の目的にはなかった──とはいえ、一般人が天魔に囚われようとしているこの期に及んでは、そうも言っていられない。
 恵は君たちの監視に気づいていたらしく、戦闘態勢を整えている。

「向かってくるなら、相手をしよう」

 さて、君たちは──どうする?


プレイング

Dancing on the Edge・陽波 透次(ja0280)
大学部3年6組 男 
彼にも言い分はあるだろうが
この所業
理不尽は許さない

天魔が人を蹂躙する光景は
惨殺された家族思い起こさせて

瞳怒り宿し
光纏常より滾らせ

もう、二度と見殺しにしない

過去繰り返さぬ意志で士気最大
刃に想い乗せ


戦闘

祖霊符

恵&骸骨対応

単騎突出出ないよう
骸骨の方向へ先行する仲間と歩調合わせる

仲間の骸骨への近接攻撃ターンに合わせ
影分身を恵に突撃

僕本体は中衛
前衛背中守る
光の円陣の射程に敵収めたら
武器を魔剣に

実戦投入は初だが
力を貸せ、ティルフィング

光の円陣で敵多数攻撃
骸骨騎士の対応者薄ければ骸骨騎士狙う
無理か不用なら弱った骸骨狙う
又は劣勢の前衛援護

近接
風斬り

影分身消滅後
入れ代わりで前衛へ入り
風斬りで恵足止め
接近困難時
光の円陣


回避

極力
敵に背向けぬ立ち位置調整

近接攻撃は予備動作、武器の位置や向き見て軌道予測し回避
フェイントは動作起こりが浅い筈と警戒
頭突き/拳/蹴りや体当たり等体術も警戒
体捌きで避け切れぬ攻撃は剣で逸らす

荒死は回避専念
一撃避けた後も気抜かず次撃に備える

射撃は銃口や矢の向き見て射線予測し回避

死活による相討ち狙い警戒
フェイント掛けタイミング外し敵攻撃回避後に斬る
ゴリ押しは、防御疎かな点狙い、足狙い機動力奪う
又は上半身狙い隙に仲間に足狙って貰う
恵逃げた時、戦況厳しければ救助優先

盾バッシュ警戒
盾活性見て盾と逆方向へ回避

危険時
空蝉(スクジャ


戦闘後
無事な人で怪我人支え結界離れる
Lヒール活性と救急箱で治療
救急車手配


その信を紡ぐ篝火・大炊御門 菫(ja0436)
大学部4年4組 女 
恵・骨を抑える

人間である恵が手引きしているのを信じられないとともに、怒りが湧く
「あぁ、勿論向うとも」
ここで何もしないのは、私ではない

全力移動後骨騎士相手にコメット使用
全力移動で突貫するから先頭を切ることになると予想
玲次攻撃敵以外を狙う
睡眠敵は殴らない
スキルで土煙等があがれば、それを利用し愛逢月で突撃
一瞬頭へフェイントを入れ足に攻撃
回避し辛くさせるのと共に逃げるのを防ぐ

途中立ち代わりで他者と交代し、敵の慣れを防ぎ
骨と相対する
都度、入れ替わり立ち回る
入れ替わり時、石突で地面をかき上げ、砂粒で妨害
突きにこだわらず、太刀受けで殴るのも忘れない

敵の腰の入り、腕の振り、目線から攻撃予想し花鳥朧月で受ける
受けの際武器ごと切り上げ胴をがら空きにし愛逢月使用


苦しみも悲しみも、彼女のものだ
私は彼女ではない
理解した気になるのは罪であり、悪だ
だが
「それでいいのか」
言わなければ伝わらないし、言っても間違えることはある
だから言い続けるしかない
「ならば私は止めよう
そう、ただ待っているだけでは何も変わらない
私は命をチップ代わりに常に選んできた
だからといって、それを止めない訳がない

「…世界を変えるのは『生きている者』であるが故に

例え死んだ人が喜ばないと手垢に塗れた言葉を投げても黒い焔は燃え続ける

恐れを抱きながらコレが正しいと進み続けている

諦めず、進む事こそ、世界を変える力になると
誰も彼も許せるように共に進むのだと

天と繋いだ未来への灯・小田切ルビィ(ja0841)
大学部3年6組 男 
◆心情
団体の連中を連れ去ろうとする奴さん(恵)は、一体何を企んでいやがる?
――いや、奴さんの狙い自体は明白だ
『協調路線を歩ませない』。狙いはコレだろう
問題はどういった『状況』を作り出す事で、協調路線に亀裂を入れるつもりなのか…だ

それに、この辺一体の結界を統括してんのはアクラシエルの筈だったと思うが…
エルダー派の一部とステルツォが密約でも結んだって事なのか?
それとも王権派と…?

◆戦闘
救出班

飛行スキル発動しつつ、抑え班と共に地上移動

全敵行動終了後、全力移動で上空に飛翔(高度11以上)&一般人の元まで急行

通常移動後、封砲の射程圏に巨鳥を捉え次第攻撃開始

1体撃破後は接近戦に移行
混沌の片鱗で側面/背面から斬撃

封砲での攻撃再開

出来るだけ、より多くの一般人を捕えている巨鳥から優先的に撃破
※BSで身動き取れない巨鳥は後回し

◆備考
攻撃の際は一般人を傷付けない様、細心の注意を払う
敵の攻撃はFEで受防

◆一般人
救出拒否する者(源田)も強引に救出
「…恨んでくれても構わないぜ。アンタを助けたいと思うのは俺のエゴだからな?」
大切な者を奪われた怒りと憎しみを否定する事は俺には出来ない
だが、こんな所で死ぬのがアンタの本望なのか?

戦闘終了後、Lヒールと救急箱で負傷者を治療

崩れずの光翼・向坂 玲治(ja6214)
大学部4年2組 男 
好き勝手やるのは構わんが、その分俺も好き勝手邪魔するからな

■行動
基本方針としては、恵とスケルトンを抑えている間に、キャプチャーロックを撃破し一般人を救出する。
敵を抑える班と一般人を救出する班と分かれ、救助を妨害されない様に抑えの班が敵と相対したら、
救助班は敵の行動が終わるまで待機して、敵に妨害されないタイミングで一般人の処まで移動だ。
一般人の救助を最優先とし、敵が撤退するようならば無理に追撃はしない。
また、恵に対しても可能な限り捕縛を試みるが、俺達や一般人に被害が出るのならば撃破も視野に入れる。

俺個人の行動としては、抑えの班として行動。
初手で全力移動し敵集団へと突入。
スケルトンナイトを優先して狙い、対空攻撃ができない様に妨害。
可能な限り多くの敵を巻き込む様に氷の夜想曲を使い、あわよくばBS付与を狙う。
または、スタンエッジによるスタンの付与で行動を妨害。
スタンエッジは恵に使う用に最低1回は回数を残しておこう。
敵の攻撃はシールドで受け、生命力の少ない味方は庇護の翼でカバーリング。
庇護の翼では、恵の攻撃対象になったやつを優先的に庇うつもりだ。
大ダメージが予測される場合は、スクールシールドを消費したクルセイドで軽減しておこう。
恵がスキルを使う場合はシールドバッシュを使い、スヴェルを活性化させ魔法命中での妨害を試そう。
俺達に余裕があれば、スキルを使った撤退もシールドバッシュで妨害しよう。

紅茶神・斉凛(ja6571)
高等部2年2組 女 
アドリブ歓迎

彼女の気持ちもわからなくはないの
でも赦しもできないわね

行動
救助担当
1T目待機宣言
敵行動終了後行動開始
抑え仲間引付けてる間
反対方向に地上走りつつ骸骨兵攻撃
抑え班の後衛と思わせ敵の目ごまかす

2T目地上迂回し移動
一般人の元に回り込み
巨鳥射程内入れば巨鳥攻撃

「人間の味方、撃退士が助けに参りましたわ

以後攻撃優先順位
源田捕獲巨鳥>一般人捕獲数多い巨鳥>一般人攻撃骸骨兵>他巨鳥

巨鳥にダークショット
味方と集中攻撃し撃破
個体数減らす

一般人5人捕獲巨鳥が飛び立った直後
低い高度で星の鎖
落とした一般人に駆け寄り守りつつ巨鳥撃破
源田以外一般人自分の側に来る事呼びかけ
纏めて防衛しつつ弓で攻撃

「手荒な事をして申し訳ございませんが、少々我慢してくださいませですの

負傷者に幻想茶会
一般人優先回復

星の鎖で撃ち落とせなかった巨鳥
弓で攻撃撃ち落とす

源田の動き要注意
戦いつつ話しかけ

「わたくしの母も天使に殺され憎んでた
でも天使の血が流れてると知ってとても苦しかった
その苦しみと向き合って戦ったの
天魔の破滅を願いながらその身を委ねようとしてる貴方は
現実から逃げ出そうとしてるだけじゃないかしら?


巨鳥撃破メインで
骸骨兵接近時は弓で牽制
一般人へ攻撃向けさせぬ
自らを壁に一般人守る


戦闘終了後
スキル
癒しの風切替
負傷者纏めて治療

一般人に話しかけ
「撃退士が怖いですか?
でもわたくし達も命がけで戦ってる事
この目で見た事忘れないでくださいませ

冷徹なるタナトス・牙撃鉄鳴(jb5667)
大学部5年3組 男 
あの女の憎悪はよく分かる
綺麗事で溶けていいものではないだろう

初手から恵に射撃し骸骨兵たちから離れるよう誘導
動かないなら頭部や腕、足を狙って射撃
その後恵と戦闘に移行

骸骨兵の射程に入らないところで飛行
上空の有利を取りつつ射撃
侵蝕弾頭とブーストショットで膝を狙い移動力を削ぐ
敵スキル射程に入らないよう注意
弾や術は撃ち落とす

敵死活使用または逃走時は村正に持ち替え
全力移動で突進し、上空から体重を加えた体当たりを見舞う
そのまま村正を突き立てて身体を地面に拘束、死活が切れるまで抑えて確保する

戦闘後一般人に芝居掛かった口調で声掛け
「そう、諸君らの声には力がある
諸君らが声を上げれば、我々は命をかけて諸君らの剣となり盾となる
暮らしを、愛する人を、平和を奪われたことに対する憎悪と怒りを声を乗せ、学園に依頼して欲しい
『天魔を一匹残らず殲滅し、私たちの世界に平和を』と
そうすれば我々は、諸君らの声を力に戦うと誓おう」


月に群雲、花に風、されど・ファーフナー(jb7826)
大学部4年8組 男 
1T:INIによらず敵味方の最後に行動開始
後衛を装い、敵布陣の端へ通常移動
鞭で骸骨を攻撃

2T:全員の行動後に行動
骸骨を迂回し通常移動で巨鳥へ接近し鞭で攻撃
敵に接近され攻撃を受けたら薔薇の城塞で反撃(以降も)

3T以降:更に巨鳥へ接近
魔具をゲイ・ボルグに変更
氷の夜想曲(識別可)で多くの巨鳥を巻き込み睡眠付与を試みる
睡眠が効かなければ、アイビーW(束縛)、コレダー(麻痺/スタン)を試す
5人拘束した巨鳥が現れた次のターンは、巨鳥が飛び立った直後に星の鎖を使用
(一般人が怪我しないよう落下高度を低くするため)
星の鎖が効かなければ、飛行スキルで追跡し、木や草などクッションになるものがある場所でBS付与等で撃墜

源田:人間にも殺人者はいるが、だからといって人間全てを憎まないはずだ
それは種族ではなく個人の性質だからだ

……等という理屈はどうでもいい
行けば利用されるか殺される

これは俺の勝手な感情だが、死なせたくない
もっと話し合い、妥結点を見つける時間をくれないか
撃退士にも感情がある……受け入れられたいんだ、人に
(Iメッセージで伝える)

正義の女子レスラー・桜庭愛(jc1977)
高等部3年2組 女 
【行動】
源田と呼ばれる女性を呼び止めるために前に。
敵の出方を見るために通常移動。

声をかけつつ【八極拳】で防御強化。
「憎い相手を利用して力を得ようとしてるみたいだけど、それはあなたが望む未来には届かない。
その力で得られるのは意志のない人形としてあなたと同じような悲しみを誰かに味合わせるだけ」

恵の言葉とは逆の言葉で彼女を諌める。
だが、それでは足りないとわかっている。だからこそ告げるのだ。

…恵とは違うやり方を。

「力がないと嘆くなら私があなたの力になってあげる。そうね、友だちになろうよ♪」
いつもの笑顔で、蒼いハイレグ水着でそう啖呵を切る。

ん、信用がない?
だったら、私がしているアウル女子プロレス『美少女プロレス』を見に来てくれればいいし。
そこから私たちを知ってくれれば「わだかまり」はきっと解消できると思うよ♪

「さて、私は宣伝も終わったし、悪魔には消えてもらおうかな」
骸骨兵に襲い掛かり【神気拳】を放つ



リプレイ本文

 ここに至るまでの経緯というものはあるだろう。
 恵ヴィヴァルディ(jz0015)の思惑、真意というものはあるだろう。だが。

 ひとを護るべき撃退士が天魔とともに立ち、ひとを結界の先へ連れて行こうとしている。

 陽波 透次(ja0280)にとって、それは受け入れられる光景ではなかった。
 天魔が人々を取り囲んでいる様は、彼の心根に絡みつく凄惨な記憶を揺らし起こす。
「この所業‥‥この理不尽は、許さない」
 それは彼がもっとも忌むべきものであり、彼の戦う理由。
 常よりアウルをたぎらせて、彼はその身に光を纏った。

 怒りは彼ばかりのものではない。

「もちろん向かうとも」

 恵の挑発に、大炊御門 菫(ja0436)は真っ向から答えて見せた。
 正義感がそのまま受肉したかの如き彼女からしても、今の状況を黙って見過ごせるはずはない。
「行くぞ」
 言いたいことは山ほどある。だが今すべき事はまず行動だ。
 白銀の短槍をその手に振りだし、全速力で飛び込んでいった。



 駆け行く菫の凛々しい背中、その先を見通して、牙撃鉄鳴(jb5667)は長い銃身の先を持ち上げた。
 アウルを込める。放電するかの様に光が散った直後、弾丸が飛び出し、恵を直接狙った。恵が顕現した刀を鋭く振るうとぎゃり、という金属がねじれるような音と発光があった。
(いい装備を使っていそうだな)
 特に落胆するでもなく、鉄鳴は冷静に分析した。戦場での華々しい活躍が聞こえている相手ではないが、やはりその実力は侮れない。
 距離を開けたまま、二人の視線が一瞬、交差した。

 菫は四十メートルの距離を一息に駆けると、正面の骸骨兵たちに向かって彗星群を打ち込んだ。岩の下敷きになった骸骨はもろくも崩れた──が、敵は反撃を試みてきた。
 右肩の砕けた骸骨兵が、槍を突き出してきた。体勢の崩れている今の菫では避けることも受けることも叶わない。
 骸骨兵はリーダー格も含めて十体。集中攻撃を受ければ、さすがにただでは済まなかっただろう。
 帽子を頭に乗っけた骸骨騎士が、他より一際豪壮な弓を菫に向けようとした──そこへもう一人の撃退士が飛びかかってそいつを押さえつけた。周辺の空気が瞬時に凍てつき、彼の下でもがいていた骸骨騎士の動きが止まる。
「随分好き勝手やってるみたいだな」
 恵の方を見てそう言ったのは、向坂 玲治(ja6214)。
「俺は俺のやりたいようにやる」
 恵は突進してきた。玲治も菫同様、体勢は整っていない。
 玲治は盾を顕現すると、迷うことなくアウルの力を込めた。爆散するかのように十字に散ったアウルの力が、恵の斬撃を代わりに受け止めた。
「だったらその分、俺も好き勝手邪魔するからな」
 玲治はニヤリと笑う。

   *

 骸骨兵の列の向こうでは、巨鳥が一般人の拘束を始めていた。
「や、やめろ!」「助けてくれ!」
 巨鳥が投じた光輪にとらわれ身動きがとれなくなった人々は慌てふためき、救いを求める。
「助けてくれる人なんていないわ」
 そんな中で、源田と呼ばれていた女性はほとんどただ一人、平静であるように見えた。
「撃退士にすがるくらいなら、このまま連れて行かれた方がよほど、何かが変わる可能性がある。あの人が言っていた通りよ」
「そんなことない。私が力になるよ♪」
 否定する声は戦いの向こうから響いた。
 ハイレグ水着のコスチューム姿でポーズを決めた桜庭愛(jc1977)は、曇りのない笑顔で源田を見た。
「憎い相手を利用して力を得ようとしているみたいだけど、その力は悲しみを誰かに味わわせるだけだよ」
 それはきっと、源田本人が味わったものと同じ悲しみだ。
 源田は色のない瞳で愛を見た。そこに感情はともらない。

(当然だ)
 上空から俯瞰する鉄鳴は、内心で頷いた。
(あの女の憎悪は、綺麗事で溶けていいものではない)

 だが愛は、胸を張った。
「だから、私が力になってあげる。そうね、友だちになろうよ♪」
 それは団体のものたちにとって、少なからず予想外の申し出だったに違いない。撃退士を危険視することを公言している人々に向かって、友だちになろうと告げてくる撃退士がいるとは。
「信用できない? だったら、私がしている『美少女プロレス』を見に来てくれればいいし」
 そこから私たちを知ってもらえれば、わだかまりは解けるはずだと、愛は言った。
 しかし源田は、薄く笑うのみ。
「誰かを頼る人生は、もう御免なのよ」
 それきり、ぷいと背中を向けたのだった。

「うーん」
 愛は軽く頭を掻いた。まあでもとりあえず言いたいことは言ったし。宣伝もしたし。
「じゃ、後はお仕事ね。天魔にはさっさと消えてもらおうかな」
 菫たちが抑える骸骨兵の掃討に加わるために駆けだしていった。



 恵へと新たに透次が斬りつけた──否。それは分身である。
 透次本人は恵からある程度距離を離していた。
(実践投入は初めてだけど‥‥)
 刀を納め、新たに振り出したのは。
「力を貸せ、ティルフィング」
 伝承の魔剣の名を冠した長剣。彼のために調整された幻の武器、アールトアームのひと振り。

 魔剣を構えた透次は恵ではなく骸骨兵の群を狙った。菫と玲治の攻撃によって傷ついた兵隊たちの頭上に光の円陣が浮かび、直後に陣から落ちてきた光の柱によって骸骨共が打ち砕かれていく。
「わお」
 まさに突撃せんとしていた愛は光景を目の当たりにした。
「負けてられないね♪」
 骸骨兵の槍をかいくぐると、深く懐に潜り込んで拳を打ち込む。凝縮されたアウルが爆ぜる音が響いて、敵を吹き飛ばした。

 恵の右手に握られたライフルが透次を狙った。透次は本能的にアウルを噴出させ、爆発的な加速で目前に迫っていた弾丸を回避した。

「空蝉の類か」
(‥‥隙ありだ!)
 舌打ち混じりに呟く恵に、側面から菫が仕掛けた。
 神速の踏み込みで恵の足下まで入り込むと、槍を振り上げる。頭を狙う、と見せかけて槍の軌道を操り、腿の辺りを斬りつけた。
(浅い!)
 だが、手応えが無いわけではない。
 続けざまに、上空から鉄鳴の狙撃。膝を狙ったが、直撃はしない。
 菫が槍の石突きで地面を掻き上げ、土をまき散らした。恵の動きを一瞬でも妨害する。
「今度は俺だ」
 入れ替わりに玲治が近接し、旋棍を叩きつけざま電撃を流し込む。恵は動きを止めなかったが──。
「やらせるか!」
 直後、瞬時に活性化した盾を振るって恵のスキルを中断して見せた。
「ちっ」
「言ったろ、邪魔してやるってな」

   *

 斉凛(ja6571)とファーフナー(jb7826)ははじめ、後方にいた。
 骸骨兵の殲滅を優先しているように見せつつ、敵の動きを見定めてから、二人は左右に分かれる。
 河川敷の戦場は広い。二人は敵陣の端を迂回して一気に、捕獲されつつある一般人の元へと迫った。
 射程に捉え次第、巨鳥へ攻撃を加える。加えて、上空からの一撃。
「でやぁああッ!」
 左右ではなく、敵の頭上を飛び越えた小田切ルビィ(ja0841)の、降下しながら放った痛烈な衝撃波が正しく天魔のみをとらえた。
 一般人には風が抜けた程度ではあったが、彼らに事態の変化を伝えるには十分であった。
「人間の味方、撃退士が助けに参りましたわ」
 満を持して凛が、流麗な態度で告げたのだった。

 瞬く間に、三羽の巨鳥が地に伏した。
「さあ、動けるようになった方はこちらに!」
 凛が呼ぶと、光輪に捕らわれていないものの大半は呼びかけに従い、まろびつつもこちらへ逃げてくる。だが、明らかに自らの意志でそこにとどまっているものもいた。それが源田だ。
「あなた、源田さんとおっしゃるのね」
 攻撃を続けながら、凛がその背中に声をかけた。
(彼女の気持ちもわからなくはないの‥‥でも)
 凛とて憎しみを知らぬ訳ではない。彼女は天使の手によって、生まれ育った村と、母親を失ったのだ。そしてそうでありながら、天界の血筋を受け継いでいる。
「わたくしも天使を憎んでた‥‥そして苦しかった。でもその苦しみと向き合って戦ったの。
 天魔の殲滅を願いながらその身を委ねようとしてる貴方は、現実から逃げ出そうとしてるだけじゃないかしら?」
 源田が凛を見た。その瞳には怒りの色がある。
「あなたには分からない。戦う力のあるあなたには」
「そうでは‥‥そうではございませんの」
 凛の言った『戦い』は、アウルの力に拠ったものを意味していない。だが源田はそう解釈してくれなかった。
(何故ですの?)

「行っては駄目だ」
 代わって声をかけたのはファーフナーだ。
「行けば、利用されるか殺される」
「分かってるわ、そんなこと」
 源田の声は、徐々に感情が露わになって来ていた。
「だけど行くのよ。私は力が欲しいの。このままでは戦争が『終わってしまう』。あいつらと共存する未来なんて欲しくはないの。何の力もない声を上げているだけなんて、まっぴらなのよ!」
 その言葉は研がれていないぎざぎざの刃のように、鈍くファーフナーの心に噛みついた。
 学園で漸く見つけた希望。ありのままの自分が受け入れられるという未来。
 だがそれは、久遠ヶ原という場所そのものが異質であったから故なのか。
(‥‥夢を見すぎたか)
 自嘲の笑みを浮かべようとした、まさにその時。
「手を止めるな! まずはこの鳥を何とかしねェとな」
「──小田切」
 信頼する友の声に呼び起こされた。
「もちろん、わかっていますわ」
 凛も答えた。巨鳥はあと二羽。飛び立つ気配はまだない。凛は周囲に集まってきている一般人に向け告げる。
「手荒な事をして申し訳ございませんが、少々我慢して──」
 彼女の世界はそこで唐突に揺れた。

   *

 凛を撃ち抜いたのは、恵のライフルから放たれた強烈なアウルの奔流であった。
 一時、撃退士全員の視線が恵に注がれる。意識を失った凛を除いて。
「俺が今日、何のためにここにいるのかくらい、分かっているんだろう?」
 恵は涼しい顔でそう言った。
「よくもっ‥‥!」
 透次が飛びかかっていく。分身ではない、本人だ。魔剣の斬撃を、恵は刀を顕現して防ぐ。だが斬撃は烈風の如き速度で幾重にも重なって放たれ、相手の防御をすり抜けて直接斬りつけた。
 玲治が、今度こそ恵を抑えてやろうと接近戦を挑む。菫は愛とともに、残っていた骸骨騎士に攻撃を仕掛けた。

「あと一つ──!」

 ルビィとファーフナーが五羽目の巨鳥を斃した。だがそこで、ついに五人目の拘束を完了した残りの一羽が、大きく翼を広げた。
「うっ、うおお!」
 光輪にとらえられたものたちの体も浮き上がる。その中には、団体のリーダーも含まれていた。
(今しかない!)
 高度を上げられ、川の上に出られては例え巨鳥を落としたとしても拘束されているものたちが危険だ。ファーフナーは即座にアウルの鎖を飛ばす。鎖は巨鳥の体に絡みついたが──。
「くっ‥‥駄目か!」
 手応えが緩い。抜け出されるのは時間の問題だ。
 その時、光輪に捕らわれていなかった源田が、鎖を振り切り飛び立とうとする巨鳥に向かって駆けだした。
「駄目だ、行かせねェぜ!」
 ルビィが背後から、彼女を強引に絡め取った。源田は激しく抵抗する。
「離して!」
「‥‥恨んでくれても構わないぜ。アンタを助けたいと思うのは俺のエゴだからな?」

「連れて行けというのはその女の意思だ。それを止めるのか」
「ああ、私は止めよう」
 そう言ったのは恵で、答えたのは菫だ。

 ただ待っているだけでは変わらない、それは正しい。菫自身、常に行動し、選択してきた。命をチップ代わりにして。

 他人を完全に理解しきることなど出来ない。だからと言って‥‥いや、だからこそ。 己の選択の答えを、言い続けてゆく他はない。

「‥‥世界を変えるのは『生きている者』であるが故に」
「同感だ。‥‥なるほど確かに、お前とは気が合うようだ」

 恵の気配がざわついた。思い通りにさせまいと、玲治が張り付く。魔具の閃きにあわせて、盾を振り抜く。
 だが恵は大きく体を沈めて躱すと、刀の鞘で玲治の顎を跳ねるようにして打った。
「くぉっ‥‥」
 玲治はつかの間、動きを止めてしまう。恵は彼の体を盾にしながら、再びライフルを顕した。銃口は、ルビィに。
「──ぅおおッ!」
 源田を離せば、彼女は行ってしまう。ルビィは彼女を捕まえたまま彼女を護るために、恵が放ったアウルの奔流にほとんど自分から体をぶつけなければならなかった。
 光が過ぎ去ると、ルビィは背中から大量の血を流しながら、くずおれる。
「なんで、そこまでして‥‥」
「言ったろ‥‥これは、俺のエゴだってな」
 だがそれでも意識を手放さず、源田の腕を放すこともなかった。

 その間に、いよいよ巨鳥は高度を上げ、飛び立った。
 ファーフナーも自身の翼で追いかけたが、巨鳥の飛行速度は速かった。
 川の上に出られ、攻撃をためらうほんの少しの間に、光輪に捕らわれた五名を引き連れたまま、結界の向こうへと消えていったのだった。



 巨鳥が飛び去るのを見届けると、「俺の用は済んだ」と恵は後方へ飛んだ。
「逃げるのか」
 怒りを抑えきれないままに、透次が問う。恵は冷ややかな笑みを返した。
「今の俺には、お前たちを殺す理由はない」

 翻ってこちらは、負傷が深刻な者も多い。救助対象を抱えているし、何より恵は、まだ奥の手を隠しているようにも見える。

 そこへ、上空から鉄鳴が降下してきた。刀を構え、落下の勢いをそのまま乗せたような強烈な突撃を恵に見舞う。恵も刀でそれを受け止めた。

「──、────」
「────」

 顔と顔がすぐ間近にある、ほんの数瞬。互いの口元が動いたように見えた。
 恵が刀を振り抜き、鉄鳴は離れた。

「この場にいるものでさえ、思想は一人一人ばらばらだ」
 恵は愛を、菫を、そして鉄鳴を見た。
「だからこそ、今の流れに未来などない。お前たちも、よく考えてみるといい」
 そう言い残し、土手の向こうへと駆け去っていったのだった。

(学園の協調路線を阻む‥‥それが奴さんの狙いなのは、間違いねェ)
 結界を見つめて放心している源田を抱えたまま、ルビィは思考する。
 問題はどういった『状況』を作りだそうとしているかだ。
(今日引き連れていた天魔は、サーバントだった。『ステルツォ』は天界の一部と密約を結んだ? あるいは、結ぼうとしている‥‥のか?)
 そうだとすれば、相手はエルダー派か、王権派か。怪我のせいで頭痛がひどく、考えがまとまらない。
(この先の結界‥‥多摩川の向こうは神奈川県だ。てことは、『相手』は‥‥)



 結界の向こうは、広大な天使の支配領域である。領域は川崎市や東京都の一部にまでかかっているが、その大半を占めるかつての大都市の名を冠し、こう呼ばれることが多い。
 『横浜ゲート』と。

「ああ、約束通りだったね。分かった。私から出向くとしよう」
 九龍城塞の奥の奥。連絡を受けた館の主は立ち上がった。
「さて‥‥どんな話を聞かせてもらえるのかな」

 主天使・アクラシエルである。


依頼結果/参加キャラクター

依頼成功度:普通面白かった!:9人
MVP一覧
 天と繋いだ未来への灯・小田切ルビィ(ja0841)
重体一覧
 −

Dancing on the Edge・
陽波 透次(ja0280)

大学部3年6組 男 鬼道忍軍
その信を紡ぐ篝火・
大炊御門 菫(ja0436)

大学部4年4組 女 ディバインナイト
天と繋いだ未来への灯・
小田切ルビィ(ja0841)

大学部3年6組 男 ルインズブレイド
崩れずの光翼・
向坂 玲治(ja6214)

大学部4年2組 男 ディバインナイト
紅茶神・
斉凛(ja6571)

高等部2年2組 女 阿修羅
冷徹なるタナトス・
牙撃鉄鳴(jb5667)

大学部5年3組 男 インフィルトレイター
月に群雲、花に風、されど・
ファーフナー(jb7826)

大学部4年8組 男 アカシックレコーダー:タイプA
正義の女子レスラー・
桜庭愛(jc1977)

高等部3年2組 女 陰陽師


依頼相談掲示板

相談卓
斉凛(ja6571)|高等部2年2組|女|阿修
最終発言日時:2017年02月03日 22:56
挨拶表明テーブル
宝井正博(jz0036)|教師0組|男|一般
最終発言日時:2017年01月31日 21:44


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