WindowsでDEPを無効にする方法
WindowsでDEPを無効にする方法を紹介します。
1.はじめに
Windows7やWindows VistaにはDEP(Data Execution Prevention:データ実行防止)という機能が搭載されています。
この機能が動作することにより、一部のプログラムが期待とおり動作しないことがあります。
ということで、このDEPを無効にする方法を紹介します。
2.DEPを一部無効にする
Window 7の場合、コントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックし、次の画面で「システム」をクリック。
「システムの詳細設定」をクリック。
「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」をクリック。
「データ実行防止」タブの「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする」を選択して、「追加」をクリック。
このあと追加したいプログラムを選択し、コンピューターを再起動します。
ただ、この方法では選択したプログラム以外はすべてDEPが有効になります(と思われます)。
ということで一時的にすべてのプログラムやサービスを無効にしたい場合、次項の手順を実行してみてください。
3.DEPをまとめて無効にする
注:この手順ではすべてのプログラムのデータ実行防止が効かなくなるため、個人の責任で実行してください。
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
C:\>Bcdedit /set nx AlwaysOff
DEPを再び有効にするには、次のコマンドを入力します。
C:\>Bcdedit /set nx OptIn
BCDEditは、BCD(ブート構成データ)を管理するためのコマンドラインツールです。
上記のコマンドを実行する前に「Bcdedit」と入力すれば、各データの状態が表示されます。
この項目で変更しようとする「nx」は一番最後に表示されています。
nxはDEPの有効/無効を切り替えるGUIDです。
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