2017年2月28日00時06分
サッカーJリーグ全試合のインターネット配信を今季から始めた「DAZN(ダ・ゾーン)」で開幕戦の映像が見られないなどのトラブルがあり、DAZN日本法人は27日、「映像を加工するプログラムに問題があったと予測される」と発表して謝罪した。原因は分からず、再発防止策も検討中という。契約者への対応は未定。同社は契約数を公表しておらず、苦情件数も明かしていない。映像制作をしているJリーグも「中継映像データに問題はなく、DAZN側のトラブル」としている。
同社によると、26日のJ1ガ大阪―甲府、J2愛媛―金沢が予定されたチャンネルでは見られず、J2全試合の「見逃し配信」も利用できなかった。ライブで視聴できなかった2試合は、無料動画サイトで視聴できるよう対応するなどした。
DAZNは今季から10年間のJリーグの放映権を2100億円で買った動画配信大手、パフォーム(本社・英国)が運営している。Jリーグを昨季まで有料放送していたスカパーJSATは撤退。昨年末からの1カ月で、全契約件数の3%にあたる10万件の解約があったと明かしている。
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