久留米大病院(久留米市)の医師に大麻を譲渡したとして同市の看護師が逮捕・起訴された事件で、県警久留米署は23日、この看護師の自宅で大麻を所持したとして、別の医師ら2人を大麻取締法違反(共同所持)の疑いで逮捕した。同署によると、2人と看護師は高校の同級生。認否は明らかにしていない。
2人は金沢医科大病院(石川県内灘町)の医師、柴田哲平容疑者(32)=同町大学=と、会社員の志波太一容疑者(32)=久留米市南薫町。逮捕容疑は昨年10月5日午後11時30分ごろ、看護師の古賀慎介被告(32)の久留米市内の自宅で、ラップのようなものに包まれた大麻1包を共同で所持した疑い。
古賀被告は久留米大病院の外科医、津留俊昭被告(30)=大麻取締法違反罪(所持)で起訴=に大麻1包を2万4千円で昨年10月に譲渡したとして、大麻取締法違反罪(譲渡)で起訴された。