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【格闘技】

WBOミニマム級新王者の福原 一夜明け会見で「重み実感」

2017年2月28日 紙面から

新王者となり一夜明け会見で笑顔の福原(左)と所属ジムの本田会長=本田フィットネスボクシングジムで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングのWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦に判定2−1で勝ち、熊本県内ジム所属選手初の世界王者となった福原辰弥(27)=本田フィットネス=が、一夜明けた27日に所属ジムで会見。試合で腫れた左目に眼帯をし「昨晩はほとんど眠れなかった」と言いながらも、真新しいベルトに笑顔を見せた。

 「ベルトの重みはいま実感しています」。壮絶な打ち合いによる勝利だったが「熊本のみなさんが応援してくれている。下がっていられない」との思いがあったという。

 次戦はWBOから正規王者・高山との対戦が義務づけられているが、高山が王座を返上する可能性もある。ただ、ジムの本田憲哉会長は「誰が相手でも次は熊本市内でやりたい」という。今回は昨年4月に起きた熊本地震の影響で市内や近郊の体育館が使えなかったため、30キロ以上離れた上天草市内での一戦となった。次戦こそは被災地でとの思いがある。福原も「高山さんや山中選手(竜也、現同級3位)と日本人対決がしたい。すぐにでも練習を再開したいです」と、早くも目を次へと向けた。 (藤本敏和)

 

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