蹴球探訪
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【サッカー】麻也フル出場も準優勝 サウサンプトン、決勝でマンUに2−32017年2月28日 紙面から ◇イングランド・リーグ杯【ロンドン原田公樹】サッカーのイングランド・リーグカップは26日、当地のウェンブリー競技場で決勝が行われ、日本代表のDF吉田麻也(28)のサウサンプトンはマンチェスター・ユナイテッドに2−3で敗れて準優勝だった。吉田はセンターバックでフル出場した。マンUは7大会ぶり5度目の優勝。FWズラタン・イブラヒモビッチ(35)が2−2の後半42分に決勝点となるヘディングシュートを決めるなど2得点で勝利に貢献した。 敗北の後、吉田は「本当、あと少しでチャンピオンに手が届くところだった」と唇をかんだ。悔やまれるのは前半11分、FWガビアディーニの先制点が認められなかったこと。映像では全くオフサイドではなかったが、主審はこれをオフサイド判定、ゴールを認めなかった。 その後、大接戦となる中、吉田は巧みにイブラヒモビッチを抑え込んだ。危ない場面で何度も好プレーを見せ、攻撃でもセットプレー時にはゴール前へ上がってヘディングでチャンスをつくり出した。しかし、2−2で迎えた後半42分。スルスルとゴール前へ現れたイブラヒモビッチをフリーにさせ、ヘディングで決勝点を許した。 吉田は目標だったクラブレベルでの初栄冠を目前で逃した。だが「週末また試合があるし、プレミアリーグは続く。これを糧にいい形でシーズンが終われるよう頑張る。来年またここに帰って来たい」と声を絞り出すように話し、前を向いた。 PR情報
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