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【グラニュース】

和泉、次は絶対! 初戦ゴール逃し悔しさいっぱい

2017年2月28日 紙面から

岡山戦でシュートを放つ名古屋・和泉(左)=26日、パロマ瑞穂スタジアムで(榎戸直紀撮影)

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 J2名古屋グランパスのMF和泉竜司(23)が、次節のFC岐阜戦で今季初ゴールを狙う。左ハーフでフル出場した26日の開幕・岡山戦(パロマ瑞穂)では、軽快な動きを見せたが、決定機を逃し「次は絶対決めたい」と昨年プロ初ゴールを決めた相性のいいスタジアムでの得点へ気持ちを高めた。チームは試合翌日の27日、休養日だった。

 高い理想を掲げる23歳は、チームの勝利だけでは物足りない。開幕戦勝利の余韻に浸る選手が多い中で、和泉は悔しがっていた。「あの場面は決めないといけなかった」と、こぼれ球をゴール右上に外した後半35分の決定機を振り返った。

 ゴールへの執着心は初戦から全開だった。前半21分、遠めの位置でボールを受けると「ボールは保持しているけど、フィニッシュまで持ち込めない展開を変えたくて」とチーム最初のシュート。後半39分には、自らのパスミスのボールを奪い返し、永井の2点目をお膳立て。「本当は自分で決めるつもりで中に切り込んだんですけど、ドリブルが長くなったので」と苦笑いを浮かべた。

 本来はトップ下などで輝く選手だが、風間八宏監督(55)は3バックシステムのサイドハーフとして起用。「見える世界が新鮮ですね」と話しつつも、高い足元の技術と、持ち前のキープ力を発揮し、「和泉は中にも入っていけるし、前にも進んでいける」と指揮官の信頼を勝ち取った。さらに「攻撃の時はポジションに制限をかけて動いていない」と、開幕戦でも、反対の右サイドまで積極的に顔を出し、縦横無尽にピッチを走り回った。

 

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