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【ドラニュース】

柳、日本一チーム相手にチェンジアップも投げる

2017年2月28日 紙面から

沖縄の土産品を見る柳(左)と笠原=那覇空港で(篠原麻希撮影)

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 中日のドラフト1位、柳裕也投手(22)=明大=が27日、昨季の日本一を相手に自らの全球種を注いで封じる意欲を示した。この日、チームは温暖な沖縄から極寒の札幌へ移動。柳は3月2日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)の先発が濃厚で、春季キャンプで練習してきたチェンジアップを試す。またアレックス・ゲレーロ内野手(30)も、昨季の日本一チーム粉砕に力を込めた。

 空路で3時間余りかけて降り立ったのは氷点下の世界。ドラフト1位右腕が、沖縄との気温差が20度以上ある札幌で、昨季日本一チームと相まみえる。

 「まずは自分の球をしっかり投げること。強いチームなのは分かっているし、いいバッターも多い」。用意されるのはオープン戦初となる先発のマウンド。2連戦の最初となる1日は鈴木が先発するため、2日が託されることになる。

 日本ハムといえば、昨季の日本シリーズを明大の野球部寮で目に焼き付けたのを思い出す。中田が侍ジャパン、大谷は足首痛の影響から不在とはいえ、昨季本塁打王を獲得したレアードら強打者ぞろい。「抑えることができれば自信にもなると思います」。柳は自らを奮い立たせるように力を込めた。

 出し惜しみする気は毛頭ない。「すべての球種を使って抑えにいきます」。キャンプでは、ほぼカーブとカットボールで組み立ててきたが、ブルペンで準備してきた武器も状況次第で試す。それがチェンジアップだ。柳自身も「投げている感じはいいです」と手応えもある。

 

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