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 東芝が近くやり直す半導体事業売却の入札に、同業大手や投資ファンド、取引先など5社以上が関心を示していることが分かった。3月中にも再入札を実施し、早ければ6月の株主総会までに売却先を決め、2017年度中の売却手続き完了を目指す。

 関係者によると、入札に関心を示した企業に、事業の財務情報などを提供しながら準備を進めている。今後、関心を示す企業が増える可能性もある。

 分社化する半導体事業の価値は1兆~2兆円とされる。4月に分社化し、新会社の株式の5割超を売却することで、1兆円超の資金調達を目指す。国内の雇用と拠点の維持を優先し、全ての株式を手放す可能性も否定していない。

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