マレーシアはVX使用の証拠申告すべき 英国連大使
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北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏がマレーシアで殺害された事件で、イギリスの国連大使は27日、国連の安保理として何らかの対応を取るために、マレーシア政府は犯行に猛毒のVXが使われたという証拠を、国際機関に申告すべきだという考えを示しました。
キム・ジョンナム氏は今月13日、クアラルンプールの国際空港で女2人に襲われたあと、めまいなどを訴え、病院に搬送される途中で死亡し、マレーシアの警察は、猛毒のVXで殺害されたと断定しています。
これについて、イギリスのライクロフト国連大使は27日、ニューヨークの国連本部で記者団の取材に応じました。
この中でライクロフト国連大使は「マレーシア政府は、VXが使われたという証拠を得たのであれば、事件をOPCW=化学兵器禁止機関と国連の安全保障理事会に申告すべきだ。そうすれば、われわれはこの問題に対処できる」と述べ、証拠が示されれば国連の安保理が化学兵器の禁止と廃棄を進めるOPCWと連携し、対応できるという考えを示しました。
これについて、イギリスのライクロフト国連大使は27日、ニューヨークの国連本部で記者団の取材に応じました。
この中でライクロフト国連大使は「マレーシア政府は、VXが使われたという証拠を得たのであれば、事件をOPCW=化学兵器禁止機関と国連の安全保障理事会に申告すべきだ。そうすれば、われわれはこの問題に対処できる」と述べ、証拠が示されれば国連の安保理が化学兵器の禁止と廃棄を進めるOPCWと連携し、対応できるという考えを示しました。