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WBC山中、カールソン異常なし バンタム級予備検診

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(3月2日・両国国技館)の予備検診が27日、東京都内で行われ、12度目の防衛を狙う山中慎介(帝拳)と挑戦者の同級6位カルロス・カールソン(メキシコ)はともに異常なしと診断された。山中は「心に余裕がある。試合をするのが楽しみ」と貫禄たっぷりに語った。

 身長で山中が1・5センチだけ上回り、リーチは同じと体格差はほぼない。挑戦者について、イメージより細いと感じたという山中は「自信を持って打ち込んでやろうと思う」と宣言。カールソンは「(王座を奪取できると)確信した。準備はできた」とリラックスした様子だった。

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