東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 教育 > 親子で学ぶぅ > 記事

ここから本文

【親子で学ぶぅ】

<国際編>島々と教会 世界遺産に推薦

(左)とてもめずらしい鳥のヤンバルクイナ=沖縄県国頭村(くにがみそん)で(右)国内でいちばん古い教会「大浦天主堂」=長崎市で

写真

 国は、自然ゆたかな森が広がる奄美(あまみ)・沖縄(おきなわ)の四つの島について、世界自然遺産(いさん)にふさわしいと国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦(すいせん)しました。2018年夏に審査(しんさ)があり世界遺産になるかどうかが決まります。

 4島は鹿児島(かごしま)県の奄美大島(あまみおおしま)と徳之島(とくのしま)、沖縄県の沖縄島(おきなわじま)(北部)と西表島(いりおもてじま)です。ヤンバルクイナという鳥やアマミノクロウサギなど、世界でここにしかいないめずらしい動物が多くすんでいます。

 国はまた、長崎(ながさき)県と熊本(くまもと)県にある古い教会や集落など12カ所も世界文化遺産に推薦しました。江戸(えど)時代、国が禁止(きんし)したキリスト教を信じる人たちが住んだ場所や、国内でいちばん古い教会「大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)」があり、歴史を今に伝えています。

 日本には現在(げんざい)、自然遺産、文化遺産を合わせて20件(けん)の世界遺産があります。この二つが仲間入りするかどうか、2018年の審査が注目されます。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報