挨拶する小久保監督=福岡市内のホテル(撮影・荒木孝雄)【拡大】
15年の国際大会「プレミア12」の準決勝・韓国戦。八回まで3点をリードしながら九回に4点を奪われ、3-4で逆転負けを喫した。継投失敗と批判された当時を指揮した監督自身、忘れてはいない。
雪辱の第一歩を、28日の壮行試合で刻む。本番に向け、残す実戦は4試合だけ。重要な一戦の先発メンバーを問われると「1試合しかしていないんで。ほぼ一緒でいこうと思っている。大幅に変わることはないです」と、25日の練習試合・ソフトバンク(宮崎)と同様のオーダーで臨むことを示唆した。
同戦では2番・菊池(広島)が3安打、4番・筒香(DeNA)が1安打2四球で出塁したものの、他はさっぱり。4安打零封負けを喫した。貧打に心配の声が上がるが、選手を信頼する気持ちはびくともしない。