日本教職員組合の第66回教育研究全国集会が3日、新潟市で始まった。5日までの期間中に特別分科会も含め計25の分科会が開かれ、全国から延べ約1万人の教員らが参加する予定。
2020年度の大学入試改革に伴ってコミュニケーション能力が重視されるようになる英語教育や、主権者教育と政治的中立性など、さまざまなテーマのリポート約670本が発表される。
岡島真砂樹・委員長代理は全体集会で、トランプ米大統領の誕生などに触れ「世界が内向きになりつつある今こそ、未来に向けた希望と期待を教育の中に見いだしていきたい」とあいさつした。【伊澤拓也】