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■「所持金0円、東京」の女性を一緒に救おう!

 先日、こんなツィートをしてみた。



 これを読んでただの思考実験だと思うなら、それは身の回りに困った人がいないのかもしれない。
 現実の日本社会には、親からレイプされ続ける日々に耐えかねて突然に家を飛び出す子どももいれば、夫から日常的に暴力を受け続けた果てに緊急避難を余儀なくされた妻も少なからずいる。

 僕はそういうマイノリティ向けの本を書いてきたので、読者から相談がひっきりなしに届くけれど、それは政治や行政が困っている当事者にとって満足な解決策を示していない証拠だ。

 実際、東京に命からがら逃げ出してきてみたら所持金0円というケースは珍しくなく、上記のつぶやきは、僕のネット上の友人の女性の現時点での境遇を端的に示したものだ。

 彼女は執拗に金を無心するヒモ男にたかられてた。
 男は、彼女の母親の年金にすら手を付ける始末だった。
(なぜそんなバカ男から逃げられないのかは、「共依存」や「ストックホルムシンドローム」などで検索してほしい。逃げられない女性はバカではなく、恐怖と不安という見えない鎖で支配されてるのだ)

 彼女は自分の食事すら控えて金を少しでも浮かせて画材を買い、自分の唯一の能力である細密画を描くことで働こうと必死だった。
 ダメな男から逃げられない自分を責めながら、折り合いをつけようともしたが、やっぱり無理だった。

 そこで、勇気を振り絞って、逃げ切れるようにはるか遠くの東京までやってきたのだ。
 東京には友人・知人はいなかったが、頼れるネット民と出会い、今は某所にいる。



 しかし、長くはいられない。
 メシ代だって毎日かかるし、人に会うための移動にもお金がかかる。
 とりあえず、女性シェルターに相談し、そこから生活保護を受給できればいいが、それができる保証もなく、受給できたとしても一時的だ。

 できれば、シェアハウスを借りて定職につき、生活できる安心を得たい。
 しかし、シェアハウスに入るために支払う前家賃と1ヶ月の生活費が必要だ。
 ドミトリー(4人部屋。ベッドのみ)でも4万円ほどかかるし、飲食費・移動費などには5万円程度はかかるだろう。

 そして、生活保護を受給したくても、住民票を移しに前にいた場所と都内を往復しようとすれば、3万円程度かかる。
 つまり、当座に必要なお金が少なくとも12万円、いま、必要なのだ。

 バカ男からなんとか避難してきたこの女性を、無視したまま餓死させるか?
 それともこの深刻な状況から助け出してアーチストとして活躍できるように育てるか?
 それは、あなたの気持ち次第だ。
 僕は、これを読んでいるあなたの力を少しだけ借りたい。


●細密画を買って、才能と希望を育てよう!

 彼女は、pinkumaさん。
 僕が毎週金曜夜9時からやってるツイキャスを聞いてる方なら、ご存知だろう。
 バカ男にバレないよう、個人情報を秘匿する必要があるため、彼女についてはこれ以上の紹介が難しい。
 
 ただし、彼女が当座のお金を得るために、彼女自身が望んでいることは、彼女の特技である細密画を描いて売ること。
 彼女ができるのは、たった一つ。
 絵を描くことだけなのだ。

 では、pinkumaさんは、これまでどんな絵を描いてきたのか?
 ごらんいただきたい。



 他にもいろいろあるが、詳細はpinkumaさんの公式サイトをごらんいただきたい。

 あなたにお願いしたいのは、pinkumaさんというアーチストがこれから描くペン画の原画を買っていただくことだ。

 彼女が今後、アーチストとして名を成せば、その原画の資産価値は急上昇する。
 現時点で彼女の原画を買うなら、彼女の人生で一番苦しい生活を支え、アーチストを育てたことになる。

 以下、彼女に絵を新たに描いてほしい人向けに、購入価格を表示する。
(注:会社やNPOなどの法人名義での購入の際は、額面の4倍の値段)

A テーマ・サイズとも自由:1点 5000円
B 描く対象だけを指定:1点 1万円(※サイズ指定はできません)

 対象を指定する場合は、対象の写真の画像データを先にconisshow@gmail.com今一生)まで添付ファイルで送っていただきたい。
 いずれも、制作は発注から1ヶ月以内に仕上げ、現物を郵送する。

 希望者は、名前・電話番号・住所・ABの選択・ほしい点数を明記の上、conisshow@gmail.com(今一生)までメールで知らせた後、下記の口座まで指定の額面を振り込んでほしい。
 前払いで制作を発注してほしいのだ。


ジャパンネット銀行 本店営業部(ホンテン) 店番号 001
口座番号 4768685 普通預金
口座名 柳原 剛(ヤナギハラ ツヨシ)

 振込をこちらで確認次第、その旨の返事をしたいので、最初にメールを送る際、タイトルに「pinkuma応援」と必ず書いてほしい。
(それがやがて絵に資産価値が出てきた時の証拠になる)

 また、絵を買いたいのではなく、単純に寄付したい方は、メールのタイトルに「pinkuma応援(寄付)」と明記し、あなたの振込名義の名前と寄付した額面を教えてほしい。
 メッセージはこちらからpinkumaさんに転送する。

 さて、pinkumaさんは可愛い缶バッジも売っている(右の画像。画像をクリックすると大きな画像が観られる)。
 これは1点500円で、絵面は1点ずつ異なる。
 1点の郵送費と心ばかりの寄付金を足して、1点1000円で郵送で販売する(※2月27日時点で残り34個のみ)。
 これも、名前と住所を先にメールで知らせてほしい。

 こうした売上や寄付のお金は、上記の口座からpinkumaさんが新たに作る銀行口座へ振り込まれる。
(※現在、彼女の口座はバカ男が下ろせる状況になっている)

 もちろん、彼女の仕事が軌道に載ったら、上記の額面で絵を描き下ろすこのプロジェクトは終了となるので、なるだけお早めに発注してほしい。

 猫好き向けには、LINEスタンプも販売している(右の画像はその一部)。

 なお、彼女にイラストや細密画を自社の仕事として発注したい雑誌編集部や広告関連会社の方は、pinkumaさんの公式サイトにあるメールアドレスへ直接ご連絡いただきたい。
(※pinkumaさんの作品ポートフォリオは、このリンクで観られる)

 同情や施しではなく、一歩踏み出した彼女の勇気や画才に共感や希望を感じてくれたら、あなたの気持ちを示してほしい。
 せめて、この記事を拡散してほしい。

 pinkumaさん自身が自分の力で必死に這い上がろうとしていることを、僕は素直にたたえたい。
 僕は僕のできることを粛々とやるだけ。
 彼女の暮らしがあなたのおかげで軌道に乗ったら、事後報告の記事も書きたい。

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