1982年代には、後に有名なアーティストがカバーした事がある曲が多数生み出された記念碑的な1年となりました。それでは、この1982年にはどのようなヒット曲が生み出されたのか?カバーしたアーティストの曲と共に紹介しましょう(7曲中カバーしてあるのを紹介しているのは4曲です)。
No.1:岩崎宏美「聖母たちのララバイ」
私が小学生ぐらいの時に、よく親がサスペンス劇場を見ていたのですが、そのサスペンス劇場の主題歌だったのが岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』でした。 歌に流れてくる「さぁ〜♪眠りなさい〜♫」という所は子供心によく覚えていましたね。
そして、この名曲を後にカバーしたのが、TVアニメ『キャッツアイ』の主題歌を生み出した杏里さんです。岩崎宏美さんもビッグですが、カバーしたアーティストもビッグすぎるので、少し驚かされますね。
No.2:一風堂「すみれ September Love」
一風堂の『すみれ September Love』は、後にSHAZNAがカバーした事もあってJPOPの名曲として世代を超えて知られています。実際に、私も一風堂の『すみれ September Love』は知らなかったのですが、SHAZNAがカバーした事によって、知る事が出来ました。
No.3:中森明菜「少女A」
中森明菜さんの代表曲として知られる『少女A』は、刺激的な歌詞で性別を超えて多くの方から支持されています。現在でも、若いミュージシャンやアイドルの中には、格好良い女性『中森明菜』さんのファンである方は少なくありません。
No.4:薬師丸ひろ子「セーラー服と機関○」
薬師丸ひろ子さんの代表曲で、主演を務めた映画『セーラー服と機関○』の主題歌にもなった曲です。こちらは音楽番組で何度もVTR映像で流れた事があったので、私は子供の時に何度も見た事がありましたね。
この映画と主題歌は時を超えて、1000年に1人の美少女と言われる『橋本環奈』さんによって復活する事になります。
No.5:あみん「待つわ」
あみんの『待つわ』も、何度も音楽番組で登場したので、私の世代でもよく知っています。この歌では、どんなに辛い事があっても、1人の男性を待ち続ける事を歌っています。
私が子供の時に、クラスメートの女子たちは、1人の男性を待ち続けるタイプの方が少ないので、この世代の女性は一途なんだなぁと思ったりしましたね。
この『待つわ』も時を超えてカバーされていて、それをカバーしたアーティストが、カバー曲を得意とする『May.J』さんですね。それと驚くべき事に男性である徳永英明さんもカバーしているので、この曲がいかに大勢のミュージシャンに支持されているか良く分かります。
No.6:山下久美子「赤道小町ドキッ」
私が、山下久美子さんの『赤道小町ドキッ』を知ったのは、TV番組『速報!歌の大辞テン』でしたね。凄い格好をした可愛いお姉さんが大人の魅力を全面に出して歌っているので、当時は驚かされましたね。
その後のJPOPでは、山下久美子さんのように大人の魅力を全面に出した女性ミュージシャンは倖田來未さんが登場するまで待つ事になりました。それだけ山下久美子さんと倖田來未さん2人の存在がJPOPでは飛び抜けていた事を象徴しているのかもしれません。
No.7:サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」
何か現実離れをした南国の海を歌う曲ですが、なぜか耳に残ってしまうのが、サザンオールスターズの『チャコの海岸物語』です。曲調はゆったりとして、落ち着いて聞く時にはピッタリな曲ですね。
1982年のヒットソングのまとめ
この年は、後のミュージシャンに大きな影響を与えた名曲が多数あって、特に『すみれ September Love』・『セーラー服と機関○』・『待つわ』は、カバーしたアーティストも多くのヒット曲を生み出したアーティストでした。それを考えたら、1982年はJPOPにとって大きな財産となる1年だったのは言うまでもないでしょう。