今日は、FXに関する備忘録をノートから書き写していきたいと思います。
その中に、現在の相場環境(2017年2月下旬)に近い、ドル高で円高の場合のトレード手法について書いた備忘録があったので、その備忘録に書いていた内容の文章を手直しして、なるべく分かりやすく書いていきます。
ドル高で円高の場合のトレード
ここ最近(2017年2月下旬)の相場はドル高にもかかわらず、ドル円が上昇しない状態が続いています。
要は、ドルは強いんだけど、より円の方が強いということだと思います。
そういった時に、活用できそうなトレード手法が備忘録に書いてあったので、これから紹介してみますね。
私はFXのスキャルピングに関してはまったくと言っていいほど、結果を出せていないトレーダーなので、参考にする方もいないと思いますが、いままでも、昔のしょうもない備忘録を公開してきたので、今回も公開してみたいと思います。もちろん、それなりに恥ずかしいですよ。
これから紹介する手法は、別に特別な取引手法と言うわけではなく、普通に考えたら「そらそうなるわ」と納得していただける内容になっていると思います。
まず、備忘録に書かれていた結論から書いておきます。
備忘録に書かれていたのは、ドル高で円高の場合はユーロ円をショートすると勝つ確率が高まる、というものです。
何故、ユーロ円をショートすると勝つ確率が高まるのかというと、ユーロドルでドル高になっているのに、ドル円がドル高方向に行かない時は、かなり円が強いということだからです。
もう少し分かりやすく説明すると、ユーロドルではドル高なのにドル円では円高のとき、通貨の強弱は円>ドル>ユーロということなので、一番強い円を買って、一番弱いユーロを売るようにすると勝率が上がる、ということです。
ユーロ円をショートすることで、ドル・ユーロ・円の中で一番強い円を買って、一番弱いユーロを売ることになり、勝率は高まるし、pipsも大きく稼げることが多いような気がします。
これはポンドや豪ドルでも応用できます。
ただし、ポンドや豪ドルでトレードする場合は、他の主要通貨をすべて比べることが大事だと思っています。
私はポンドや豪ドルでトレードする場合、取引量の多い5通貨で比較するようにしています。
例えば、円>ドル>豪ドル>ユーロ>ポンドという場合なら、ポンド円をショートすると一番効率よくもうけることができると思います。
ただ、私はほとんどの場合、ドル・ユーロ・円の主要3通貨でしか、このトレードはしません。
ポンド・豪ドルは、他の主要3通貨と比べると取引量は少なく、何があるか分からないので、そこまで信頼できないからです。それに値動きも激しいし。
通貨の強弱を確認する方法
通貨の強弱を比較して、一番強い通貨を買い、一番弱い通貨を売るのは良いとして、どうやって比較すると良いのか分からない初心者の方もいると思うので、簡単に説明しておきます。
ドル・ユーロ・円の主要3通貨を比較する場合は、ユーロドル・ドル円・ユーロ円の通貨ペアのチャートを表示させて比較します。
これから、確認の手順というか、どんなことを考えながら確認していくか、最近のチャートを表示させて書いていきますね。
- ユーロドルのチャートではドル高になっている。
(ユーロドルの日足チャート) - ドル円のチャートを確認したら、2月の後半あたりからユーロドルではドル高になっているにもかかわらず、ドル円ではドル高になっていない。
(ドル円の日足チャート) - ということは、現在はユーロよりドルが強く、ドルより円が強い(ユーロ<ドル<円)ということ。だとすると、ユーロ円のチャートを見たら、ドル円よりもキツイ円高になっているはず。
- そしてユーロ円のチャートを確認し、予想通りに円高方向に行っているかを確認する。
(ユーロ円の日足チャート。ドル円のチャートと比べて、円高方向への傾斜が強いところに注目。) - 予想通りだったら、トレンドが終わっていないこと、仕掛けるタイミングに注意して、ユーロ円をショートする。
というような感じでトレードすると、勝率は高まるのではないか、という備忘録でした。
それでも勝つ人がいれば負ける人もいるので、個人的には通貨の強弱も大事ですが、仕掛けるタイミングが一番大事なんだろうなぁ、と思っています。
それと、この主要3通貨にポンドと豪ドルを加えて、すべての通貨ペアを表示させて確認することもできます。
確認する手順が多くなるので面倒ではありますが。
最後に
どうでしたか?
この備忘録を読んでみて「そらそうなるわ」と思われましたか?
私は、私自身が5年前に書いた備忘録を読みながら「そらそうなるわ」と思いました(笑)。
まぁ、よく考えたら当たり前のことですからね。多くのトレーダーが、当たり前のように比較しながらトレードしていると思います。
私はへなちょこトレーダーではありますが、今回の備忘録に書いてあったトレード手法は、理屈的には間違っていない気がするのですが、どうですかね?
それは違うでしょ、という意見があればコメントやブックマークにでも書いて頂けると嬉しいです。
元々、箇条書きだったものを無理矢理に文章にしたので、同じことを繰り返している箇所がありますが、許してくださいね。
それではまた・・・