どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
先日、YADOKARIさんと家入一真さんのトークイベントに行ってきました。
今日もベッタラスタンド日本橋に来ました! pic.twitter.com/majsddzv58
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) February 23, 2017
YADOKARIは「未来住まい方会議」というウェブメディアを中心にスモールハウス・モバイルハウスを元にした新しい生き方を提案している会社。
家入一真さんはIT界では広くしられた企業家です。
色々とためになる話を聴けたのですが、ミュージシャン/バンドマンの皆さんにも1つ覚えておくと得をしそうな話があったのでご紹介します。
それは「クラウドファンディングの成功のコツ」とも言えるもの。
クラウドファンディングとは、個人・法人問わず、やりたいプロジェクトの資金調達に挑戦できるプラットフォームのこと。
最近ではミュージシャンがCD制作の資金を募ったり、イベントの開催資金を募ったりすることも当たり前になりました。
関連記事:【成功例も紹介】音楽制作の資金を募る『クラウドファンディング』って知ってる?
何を隠そう、家入一真さんは日本最大手のクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」の代表なんですね!
その家入さんから出た話なので、なかなか信憑性が高いです。
それはクラウドファンディングにおける「3:3:3の法則」というもの。
「3:3:3」の法則とは?
家入さん曰く、成功するプロジェクトとは、
- 3割は身内からの支援
- 3割はソーシャルからの支援
- 3割はまったく知らない人からの支援
で成り立っているそうです。
まず最初の支援は家族や友人などの身内から。
それが目標金額の大体3割くらいになるそうです。
次に、ソーシャル上でつながりがあるフォロワーさんからの支援が3割ほど上積みされる。
最後にそれらの盛り上がりを見て、興味が沸いた人たちが支援してくれるのが3割だと。
この流れでプロジェクトは成功に導かれるらしいのです。
家入さんは「クラウドファンディングは絶対にお金が集まる魔法じゃない」と言います。
CAMPFIREはサクセス数も多いですが、もちろんその裏には数多くの失敗したプロジェクトがあるそうです。
ぼくがこの「3:3:3の法則」でポイントだと思うのは、やはり「身内の3割」の部分です。
ソーシャルでの口コミはプロジェクトを中心に同心円状に広がっていいきます。
最終的に円が大きく広がるために必要なのが、中心部の熱量の高さです。
中心で旗を振るプロジェクトはもちろん、すぐとなりを囲む「身内」の熱量が成功へのファーストステップであるというのが、この「3:3:3の法則」から推測できます。
おそらくプロジェクトを失敗した人は、インターネットを通じてお金が集まるクラウドファンディングを魔法のように思って、「身内からの3割」をないがしろにしてしまったのではないでしょうか?
さらに確かな成功を掴むためには、「身内の人たちからどの程度の支援を受けれそうかな?」と考え、目標金額を逆算するのも良さそうです。
例えば、家族や友人に直接お願いして3万円ぐらい集められそうな実感があったら、目標金額を10万円にする。
つまるところクラウドファンディングは、インターネットを通じて普通は接することができない人たちに、目標の7割ほどの支援を受けられるプラットフォームと考えるのが現実的です。
10割をクラウドファンディングを通じてインターネットから集めるというのは難しいのが実情のようです。
もちろんプロジェクトの内容によっては、大きく話題となり8割9割と身内以外が占める割合が大きくなる「魔法」も確かに存在しているでしょう。
しかし初めからそれをアテにすることは難しい。
しっかりとクラウドファンディングを活用して、プロジェクト成功させたい人は「3:3:3の法則」、とりわけ「身内からの支援」重要性をよく覚えておいてください!
CMAPFIREに興味があるミュージシャンはこちらの記事なんかも読んでみて下さい。
ファンクラブ形式で継続的に支援を受けられるタイプのクラウドファンディングもあります。
関連記事:クラウドファンディングのCAMPFIREでファンクラブのシステムがリリース! ミュージシャンの宿り木に
それでは!
ところで俺、まちがってねぇよな?