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「歌会始の儀」で眞子さま詠まれる

今治市原産の在来馬「野間馬」再び脚光

2017年2月21日(火)(愛媛新聞)

秋篠宮家長女眞子さまが歌に詠まれて注目が集まる野間馬=16日午前、今治市野間

秋篠宮家長女眞子さまが歌に詠まれて注目が集まる野間馬=16日午前、今治市野間

 「野間馬の小さき姿愛らしく蜜柑(みかん)運びし歴史を思ふ」―。今年1月の「歌会始の儀」で秋篠宮家長女眞子さまが詠まれた歌をきっかけに、今治市原産の日本最小在来馬「野間馬」があらためて注目されている。市内で2018年4月開学予定の岡山理科大獣医学部の研究テーマ候補でもあり、関係者らは「野間馬が結んだご縁を大事にしたい。(皇族ご来県が見込まれる)愛媛国体にも弾みがつく」と大きな期待を寄せている。

 野間馬は、今治藩が同市乃万地区の農家に軍馬を育てさせ、体高約1.21メートル以下の小馬を払い下げたのが起源という。繁殖で小型化が進み、瀬戸内海の島しょ部を含む広域で農作業や運搬などに重宝された。

 眞子さまと野間馬の出合いは、08年に上野動物園(東京)であった同市からの野間馬「えりか号」の贈呈式典。初の単独公務で、小さくても力持ちでミカンなどを運んでいた歴史を知り、愛らしい馬が重荷を運ぶ姿を想像し、けなげに思って詠まれたという。

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