こんにちは! ウェールズ歴史研究家を名乗る、たなかあきらです。
今回は参加させていただいている「Parallel Factor Cultivate Server」 パラレルファクター・カルティベイトサーバー」で、僕の国メユネッズ国が建国されたときの神話を追加しました。
略してPFCSは、長田さん(id:nagatakatsuki)が企画している、自分だけの世界地図を作って、みんなで開拓していくという面白い内容です。
nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp
これまで投稿した内容
参加している国はメユネッズ国で、メユネッズ暦で中世が舞台となっています。
誰もが夢を持ち、夢が多い者ほど尊敬される国である。人の夢を奪う事は禁止され、
キャラクターも追加しました。
主人公は夢を作り出すことができる騎士で、これに対し夢を奪い悪用する悪魔が敵になっています。夢を奪う悪魔を早くやっつけるために、ストーリーは展開する予定です。
番外編でメユネッズ暦で現在の人々の暮らしについて追加しました。
メユネッズ国の建国神話
神話、人がまだ夢を持たなかった頃、ベリと呼ばれる神がいた。当時はみな、欲で暮らしていた。目の前の物欲食欲性欲である。
ベリが狩りに出てマユネッズ国の外れのリッドに来た時だ。雷に打たれた様な、いや非常に強い光に包まれたような衝撃を受けた。
「あっ」
ベリは一瞬気を失って倒れるような感覚を覚えた。
しばらくして正気に戻った。何事も無かったようだ。良かった。
ベリは再び狩りを続けた。
数日後、ベリはある異変に気がついた。
心がワクワクする、喜びを感じる、世の中が生きていることが新鮮に思え、とても幸せに感じた。
「この感覚はなんだろう?」
ベリは、光に打たれたような感覚を覚えた瞬間を思い出した。
あれが原因かもしれない。その日移動したルートを思い出しながらその場所を探し回った。そして、ついにその場所を見つけ出した。
あれが原因かもしれない。その日移動したルートを思い出しながらその場所を探し回った。そして、ついにその場所を見つけ出した。
「あった、確かこの辺りだ」
そして、そこに立つと喜びの感覚が大きくなった。この喜び幸せをみんなに伝えたい、そう思った。不思議な感覚だ。
このポイントから何かが出ている事に気がついた。
「何か出ている。ここか?」
えいっ!ベリは剣を抜き地面に突き刺した。
そうしたところ、地面がわれ、地中深くから光の玉のようなものが浮かび上がってきた。
「何だこれは?」
ベリはその輝く玉を手に取った。
すると、ますます幸せと喜びの感覚に包まれた。
「こ、これは・・・」
そうベリは夢をもったのである。ベリはこの感覚を夢と名付けた。
この夢を持つ素晴らしさ、この感覚を人に広め、みなを幸せにしたい。誰もがみなが夢を持ち幸せに暮らせる国を作ろう。
ベリは光の玉を持ち帰り人々に分け与えた。
それからというもの、人は夢を持つようになったところ言われている。
この時をメユネッズの建国とされ、ユメネッズ暦の元年となっている。
ベリが剣を突き刺した場所から陸は割れ、キャップの様な島が分かれた。
※陸を割るイメージです
ふたを意味するリッド島と呼ばれている。本島の岬はメユネッズ岬、またはベリ岬と呼ばれ神聖な場所として祭られ、巡礼の地となった。
ここに来ると、夢を持つことがかでき、夢を持つ者は夢が叶うと言われており、現在でも人気の観光スポットになっている。一生に一度はベリ参りというのが中世メユネッズ国のしきたりとなっていた。
ここに来ると、夢を持つことがかでき、夢を持つ者は夢が叶うと言われており、現在でも人気の観光スポットになっている。一生に一度はベリ参りというのが中世メユネッズ国のしきたりとなっていた。
最後に一言
この話の舞台としている中世は、メユネッズ暦二千年。
今回の神話は、メユネッズ暦では現在から約3,000年程前の事です。
企画やストーリーの本筋から離れてしまったかもしれませんが、
イメージが止まらなかったので描いてみました。
楽しんでくだされば幸いです。
最後まで読んでくださり有難うございました。