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こんにちは、外部ライターの永田優介(@nuts612)です。

2020年に向けて、訪日外国人観光客の集客施策を行っている企業担当者の方も多いのではないでしょうか。なかでも、自社でインバウンドメディアを持ち、情報発信をする企業も増えてきています。

そこで今回、訪日外国人観光客向けのインバウンドメディアはどういったものがあるのか、まとめてみました。英語対応のメディア、繁体字対応、簡体字対応のメディア、はたまたタイ語やフランス語対応のメディアなど、様々なインバウンドメディアを25サイトピックアップしてご紹介いたします。

インバウンド担当者必見!訪日外国人向けインバウンドメディア25選

1. 樂吃購

1. 樂吃購

1. 樂吃購

URL:http://www.letsgojp.com/
対応言語:中国語(繁体字)

日本に訪れる台湾人が必ず見ると言っても過言ではない訪日メディア「樂吃購」(ラーチーゴ―)。エリア別に、観光にまつわる様々なジャンルのコンテンツを配信しています。訪日台湾人観光客に関わる事業者は必見のサイトです。

2. MATCHA

2. MATCHA

2. MATCHA

URL:https://matcha-jp.com/
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、やさしい日本語

9言語対応と様々な国の外国人を対象とした、訪日メディア。対応言語の1つである「やさしい日本語」では、日本語学習者が理解できるように対応するという、とてもユニークな展開をしています。

3. SHUNGATE

3. SHUNGATE

3. SHUNGATE

URL:http://shun-gate.com/
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字)

凸版印刷が運営する「日本の食文化を伝える」インバウンドメディア。写真のクオリティが非常に高く、サイト全体がとてもお洒落。シーズンごとの動画など、「日本の季節」を上手に表現しているメディアです。

4. JAPANKURU

4. JAPANKURU

4. JAPANKURU

URL:https://www.japankuru.com/
対応言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語、韓国語

外国人比率が5割という、グローバルな人材が揃う株式会社グローバル・デイリーが運営するインバウンドメディア。観光情報から、いまどきの日本カルチャーまで幅広いコンテンツを配信しています。動画コンテンツも積極的に発信されており、注目したいメディアの1つです。

5. 日本流

5. 日本流

5. 日本流

URL:http://japan-ryu.com/
対応言語:中国語(簡体字)

中国語(簡体字)で観光、美容、グルメネタを中心に、日本ネタを発信するインバウンドメディア。2017年2月時点での人気記事ランキング1位は「日本のコンドームBEST5」という記事でした。

6. 樂活的大方

6. 樂活的大方

6. 樂活的大方

URL:http://lohas.pixnet.net/blog
対応言語:中国語(繁体字)

訪日台湾人観光客の多くの方が知っているという人気ブログ。更新頻度も高く、写真をたくさん使ったコンテンツが特徴的です。Facebookページへのいいね!数も17万越えと、人気具合が伺えます。

7. Yummy Japan

7. Yummy Japan

7. Yummy Japan

URL:http://www.yummyjapan.net/
対応言語:英語

日本の食文化を中心に、動画コンテンツを配信しているインバウンドメディア。様々な外国人動画クリエイターによる、外国人視点のリアルな日本の食文化が映し出されています。

8. IS JAPAN COOL?

8. IS JAPAN COOL?

8. IS JAPAN COOL?

URL:https://www.ana-cooljapan.com/

対応言語:英語

航空会社ANAが運営する訪日メディア。観光スポット情報に加え、日本のカルチャー紹介コンテンツを展開しています。動画を多用したサイト構成となっており、サイトデザインの参考にもぜひチェックしたいメディアです。

9. JAL Guide to Japan

9. JAL Guide to Japan

9. JAL Guide to Japan

URL:http://www.world.jal.com/world/en/guidetojapan/
対応言語:英語

航空会社JALが運営する訪日メディア。観光スポットを中心にコンテンツが展開されています。クリップ機能があり、行きたい場所のページをまとめて閲覧できます。

10. DiG JAPAN

10. DiG JAPAN

10. DiG JAPAN

URL:https://digjapan.travel/
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語、韓国語

『まっぷる』などを発行している昭文社が運営する訪日メディア。観光情報だけでなく、インタビューコンテンツなど読み応えのあるコンテンツも充実。サイトデザインがユニークです。

11. Tofugu

11. Tofugu

11. Tofugu

URL:http://www.tofugu.com/
対応言語:英語

日本語学習コンテンツを中心に、日本文化の紹介や観光情報も発信しています。イラストが印象的なサイトで、「このイラストはTofuguだな」と思えるほど差別化されている見せ方はぜひ参考にしたいですね。

12. Japan Info

12. Japan Info

12. Japan Info

URL:http://jpninfo.com/
対応言語:英語、中国語(繁体字)

サイトデザインはシンプルですが、更新頻度も高く、Facebookのいいね!数は38万以上、Twitterのフォロワーは約6万と人気のある訪日メディアです。

13. Time Out Tokyo

13. Time Out Tokyo

13. Time Out Tokyo

URL:https://www.timeout.com/tokyo
対応言語:英語、日本語

老舗中の老舗、1968年にロンドンで創刊されたシティガイド『Time Out』の東京版。日本語と英語の二言語対応されており、東京に住む日本人が読んでも楽しいインバウンドメディアです。

14. Japan-guide.com

14. Japan-guide.com

14. Japan-guide.com

URL:http://www.japan-guide.com/
対応言語:英語、繁体字

観光情報だけでなく、観光の準備に必要なナレッジコンテンツも豊富な老舗のインバウンドメディア。質の高いコンテンツが豊富にあり、アクセス数はなんと月間1000万PVと多くの外国人に閲覧されているサイトです。

15. tsunagu Japan

15. tsunagu Japan

15. tsunagu Japan

URL:https://www.tsunagujapan.com/
対応言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語

4言語に対応し、月間100万UUを越える訪日メディア。観光スポット情報だけでなく、訪日外国人観光客にとってかゆいところに手が届くコンテンツもたくさん。言語別の見せ方も参考になります。

16. Tokyo Otaku Mode News

16. Tokyo Otaku Mode News

16. Tokyo Otaku Mode News

URL:http://otakumode.com/news
対応言語:英語

日本のオタクグッズを販売するECサイト「Tokyo Otaku Mode」による、オタクカルチャーを発信するメディア。更新頻度も多く、オタクカルチャーに関連した観光スポットも発信しています。

17. JAPAN Monthly Web Magazine

17. JAPAN Monthly Web Magazine

17. JAPAN Monthly Web Magazine

URL:http://japan-magazine.jnto.go.jp/en/
対応言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語

日本政府観光局(JNTO)が運営するインバウンドメディア。マンスリーマガジンということで更新頻度は多くはありませんが、1記事1記事しっかりとつくられています。

18. Japan Hoppers

18. Japan Hoppers

18. Japan Hoppers

URL:https://www.japanhoppers.com/
対応言語:14言語対応

「無料の日本トラベルガイド」として観光地情報をまとめている他、日本のレジャー、食べ物、文化・伝統に関する記事が更新されています。5,000コンテンツ×14言語展開を目指しているそうで、これからの展開も楽しみです。

19. Marumura

19. Marumura

19. Marumura

URL:http://www.marumura.com/
対応言語:タイ語

タイ人が日本に訪れる際にチェックするという、タイ語訪日メディア。扱うジャンルも幅広く、訪日者数が増えるタイ人にとって貴重な情報源となっているようです。

20. Tokyo Cheapo

20. Tokyo Cheapo

20. Tokyo Cheapo

URL:https://tokyocheapo.com/

対応言語:英語

訪日外国人観光客に加え、在日外国人のための情報も充実している「Tokyo Cheapo」。日本での求人情報までも掲載しています。イベント情報も豊富のため、日本人が見ても面白いインバウンドメディアです。

21. Tokyo Girls Update

21. Tokyo Girls Update

21. Tokyo Girls Update

URL:https://tokyogirlsupdate.com/
対応言語:英語、フランス語、中国語(簡体字、繁体字)

日本のエンタメ情報を中心に発信しているメディア。エンタメ情報以外にも、観光スポットやグルメ情報も更新されています。フランス語に対応しているのが珍しいですね。

22. Japan Trends

22. Japan Trends

22. Japan Trends

URL:http://www.japantrends.com/
対応言語:英語

その名の通り、日本のトレンド情報を発信しているサイト。1日1本ペースで更新されています。

23. 日本漫遊

23. 日本漫遊

23. 日本漫遊

URL:http://www.e-japannavi.com/
対応言語:中国語(簡体字)

日本の観光情報を網羅したインバウンドメディア。コラムコンテンツはなく、観光名所やグルメ情報などのスポット情報が多く掲載されています。

24. Japaholic

24. Japaholic

24. Japaholic

URL:http://www.japaholic.com/tw/
対応言語:中国語(繁体字)

エキサイト株式会社が運営する訪日台湾人観光客向けインバウンドメディア。もともと「エキサイト台湾」であったサイトが、2016年より名称変更&リニューアルをし、「Japaholic」となりました。オリジナルコンテンツの他、提携メディアのコンテンツ配信も行っています。

25. 旅旅-tavitavi-

25. 旅旅-tavitavi-

25. 旅旅-tavitavi-

URL:http://tw.tavitavi.com/

対応言語:中国語(繁体字)

47都道府県の観光スポット情報を網羅する、訪日台湾人観光客向けインバウンドメディア。Facebookページも7万いいね!越えとなっています。

おわりに

このように見ていくと、サイトによってコンテンツだけでなく、サイトデザインにも特色が表れています。中国圏向けのサイトは色使いやサイト構成が日本ではあまり一般的でないデザインに、また伝統的な日本らしさを魅せるサイトはクオリティの高い写真や動画コンテンツ中心となっていました。

2020年に向けて、このような訪日外国人観光客向けのインバウンドメディアというのはどんどん増えていくことが予想されます。現在は観光全般の情報を扱うメディアが多いため、特定のジャンルに特化した専門性の高い訪日外国人観光客向けインバウンドメディアが増えていくと面白そうだなと、個人的にワクワクしています。

それでは、また! 永田優介でした。

 

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