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【芸能・社会】

林家たい平「世界一すてきなマラソン」 東京マラソンに3万6000人

2017年2月27日 紙面から

ゴール後、苦しそうな表情を見せる林家たい平(岩本旭人撮影)

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 26日に開かれ約3万6000人が参加した東京マラソン2017で、新しくなったコースをタレントたちも駆け抜けた。昨年の日本テレビ系「24時間テレビ」で24時間マラソンを完走した林家たい平(52)は、今さらながらフルマラソンに初挑戦。カンボジア代表としてリオ五輪に出場した猫ひろし(39)は凱旋(がいせん)ラン。タレント西谷綾子(30)は芸能界女子最速の座を自衛隊出身タレント福島和可菜(34)に明け渡し、女性の争いはし烈になってきた(タイムは速報値で、スタート地点を通過してからゴールするまでのネットタイム)。

 24時間テレビで100.5キロを完走し、師匠の林家こん平(73)と抱擁した感動から半年。オレンジ色の鉢巻きに、「笑点」のロゴが入ったウエアで初のフルマラソンに挑んだたい平は、もがき苦しんだ末、5時間58分32秒で完走した。

 「未知の世界を体験できました。東京で走らせてもらえる喜びを感じながら、沿道でも途切れずに応援してくれる皆さんが並んでくれて、一番苦しいときに『頑張れ〜!!』という声がすごく力になりました。世界一すてきなマラソンだと思いました」

 スタートから順調にラップを刻んできたが、途中で両足の筋肉がけいれんするアクシデントが発生。30キロからの5キロは1時間20分以上かかった。「もう無理かなと思いましたが、ゴールで待ってくださる皆さんがいるので、どれだけかかってもいいから走りきろうと思いました」

 ど根性でまた少しペースを上げ、何とか6時間を切った。ゴール地点では、24時間テレビで心身共に支えてくれた坂本雄次トレーナーからねぎらいの言葉を受けた。

 「笑点」で共演する落語家の師匠たちからは「(本職は)落語家なので、無理だったら(走るのを)やめることも勇気だから」と激励されたそうだが「走ることも勇気なので走った」と達成感をにじませた。

 その上で「昨年夏、直接お礼が言えなかった沿道の方々へのお礼のランであり、マラソン自体に対する感謝の気持ちも伝えられたと思います」と胸を張った。

 

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