サムスンはスペインのバルセロナでMobile World Congress(MWC)開幕に先立ち、新型タブレット「Galaxy Tab S3」などを発表した。
Galaxy Tab S3は「Android 7.0」を搭載し、画面上にメモやスケッチを書き留めるための「Sペン」を装備する。サムスンは、Tab S3用の新しいキーボード(別売り)も発表した。
主な仕様
Android 7.0のインストールに伴い、Tab S3には、サムスンの以前の「TouchWiz」に代わって、Googleのマルチウィンドウモードとアプリのクイック切り替えが採用されている。ただし、カスタマイズなしのAndroidが搭載されているわけではなく、サムスンの端末であることは一目瞭然だ。Android 7.0 Nougatを搭載する「Galaxy S7」や2015年の「Galaxy Note7」と同様に、より洗練されたデザインとなっている。
Galaxy Tab S3は、バックアップとストレージのソリューションである「Samsung Cloud」にも対応している。このクラウドはGalaxy Note7の発売時に初登場したサービスだが、その後Galaxy Note7は生産終了となった。
サムスンはまた、「Windows 10」を搭載する「Galaxy Book」の2モデルを発表した。Microsoftの「Surface Pro」ラインアップと直接競合する、ノートPCとタブレットの機能を併せ持つ新製品だ。
Galaxy Bookの2モデルの主な違いは、プロセッサと画面サイズだ。
Galaxy Book 10.6 | Galaxy Book 12 | |
---|---|---|
サイズ | 261.2x179.1x8.9mm | 291.3x199.8x7.4mm |
画面 | 10.6インチTFT FHD (1920x1280) | 12インチSuper AMOLED FHD (2160x1440) |
プロセッサ | 第7世代Intel Core m3、デュアルコア 2.6GHz | 第7世代Intel Core i5、デュアルコア 3.1GHz |
ストレージ | 64GBまたは128 GB eMMC、microSD対応(最大256GB) | 128GB SSDまたは256GB SSD、microSD対応(最大256GB) |
メモリ | 4GB | 4GBまたは8GB |
カメラ | 前面5メガピクセル | 背面13メガピクセル、前面5メガピクセル |
ビデオ | Full HD (1920x1080) 30fps | Full HD (1920x1080) 30fps |
ポート | USB Type-C、microSD | USB Type-C2基、microSD |
接続 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2、LTE(オプション)、GPS | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2、LTE(オプション)、GPS |
バッテリ | 30.4W、高速充電 | 39.04W、高速充電 |
OS | Windows 10 | Windows 10 |
サムスン独自サービス | Samsung Notes、Air Command、Samsung Flow | Samsung Notes、Air Command、Samsung Flow |
Tab S3に似たデザインのGalaxy Bookは、金属製の筐体で高級感を出している。重量は筆者が予想したよりも重いが、タブレットとノートPCを両方持ち歩くことに比べたら、重すぎるというほどではない。
どちらのGalaxy Bookにも、キーボードとスタイラス「Sペン」が付属する。
(この記事は現在翻訳中です。随時更新していきます)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。