沖縄平和運動センターの議長拘束に裁判所前で抗議行動
アメリカ軍施設の建設に反対していた「沖縄平和運動センター」の議長が傷害の罪などで起訴されたあとも勾留が続いていることに抗議しようと、24日、大勢の人が、保釈を認めない決定を出した那覇地方裁判所の前に集まってシュプレヒコールを上げました。
沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は、去年、アメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する活動をしていた際に、沖縄防衛局の職員に打撲のけがをさせたなどとして、傷害や公務執行妨害の罪などに問われています。
去年10月に逮捕され、その後、起訴されてからも勾留が続いていて、身柄の拘束は4か月にわたります。
これまでにも保釈を求めてきましたが、那覇地方裁判所が請求を認めない判断をしたのに続いて、最高裁判所も議長側の抗告を退け、保釈を認めない判断が維持されました。
24日、これに抗議する大勢の人が那覇地方裁判所の前に集まり、シュプレヒコールを上げました。
抗議行動を呼びかけた団体の発表ではおよそ2000人が集まったということで、一部の人は裁判所の敷地に入って「山城議長を返せ」とか「裁判所は県民の声を聞かないのか」などと声を上げました。
山城議長の拘束をめぐっては、国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が先月、「身体の自由への侵害だ」としたうえで、「日本政府による基地反対運動の抑圧とも指摘されていて、反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示す声明を出しています。
去年10月に逮捕され、その後、起訴されてからも勾留が続いていて、身柄の拘束は4か月にわたります。
これまでにも保釈を求めてきましたが、那覇地方裁判所が請求を認めない判断をしたのに続いて、最高裁判所も議長側の抗告を退け、保釈を認めない判断が維持されました。
24日、これに抗議する大勢の人が那覇地方裁判所の前に集まり、シュプレヒコールを上げました。
抗議行動を呼びかけた団体の発表ではおよそ2000人が集まったということで、一部の人は裁判所の敷地に入って「山城議長を返せ」とか「裁判所は県民の声を聞かないのか」などと声を上げました。
山城議長の拘束をめぐっては、国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が先月、「身体の自由への侵害だ」としたうえで、「日本政府による基地反対運動の抑圧とも指摘されていて、反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を示す声明を出しています。