麻雀拡張カードをご存知でしょうか?カードに書かれた内容によって麻雀のルールや点数計算がガラリと変わった遊びができる カードゲームです。この麻雀拡張カードを咲-Saki-に登場するキャラクターの能力に置き換えた咲-Saki-版の麻雀拡張カードを自作してみました。
参考-麻雀拡張カード、麻雀拡張カード2
「咲-Saki-」大質問大会と咲-Saki-麻雀拡張カード #咲実写
作ったカードはこんな感じ。プリンタで厚紙に印刷してカードサイズに切ってスリーブに入れるだけですが、それだけでも結構カードゲームっぽくなります。
本家の麻雀拡張カードは局の始めに使う全体効果のあるカードと個別効果カードいう2つを使用しますが、咲-Saki-版ではそれらをごちゃまぜにして使います。その代わりカードの使用できるタイミングを4つに分けて使用することで全体効果と個別効果を分けました。
カード使用のタイミングは次のように分類しました。
♠: 配牌が配られる前に使用
♥: 第1ツモを見てから使用
♦: カードに書かれている条件を満たしたときに使用(リーチなど)
♣: いつでも使用可能
カードは1局に1枚各自に配られ、使用したカードは破棄され、使用しないカードは次の局に持ち越します。1局に使用できるカードはカードのスートが同じものは使用できない、というルールで遊びましたが♠と♥の併用は強力になりがちなのでそれは禁止したほうがよかったかもしれません。
続いてカードを紹介します。
♠: 12種
好評だったのはやはり松実玄のドラゴンロード。実際に遊んでみるとドラがバンバン集まるのは爽快ですし、他家は協力して3人で安手で潰しにかかる、という展開も再現されてよかったです。遊んでみたらみんな夢乃マホのカードを使う対象がドラゴンロードだったことからもその楽しさや強力さがわかるかと思います。
ほかには龍門渕透華の治水と石戸霞の絶一門は使用された側のイライラっぷりが半端なかったです。
地味に活躍したのは獅子原爽のホヤウ。上記の3人の能力にも対応できるためどんな場面でも効果的に機能していました。
♥: 10種
遊んだときは東風戦だったので南蒲数絵は使用しませんでした。
園城寺怜の1巡先を見る者は次の牌を見る動作が少し大変でした。
リザベーションは取り敢えず2飜か3飜を宣言しておけば問題なし。
個人的によかったと思うのは枕神怜ちゃん。現実的なのはタンヤオや平和なのですがそれだとリターンはたったの1飜。混一色や清一色を狙うと効果的なのですがそれだと今後は警戒されて和了りにくくなる…という駆け引きが生まれます。
♦: 14種
「○○すると次巡に和了」というものが多いのですが条件を満たすのが簡単なのと難しいのに分かれて全然発動できない能力が多数。竹井久、真屋由暉子、三尋木咏あたりが頻繁に出ましたが他は殆ど出ませんでした。天江衣が1回だけ出た程度です。
亦野誠子は条件を満たしたのですが3副露してからが長すぎました。手牌4センチで終盤に5巡は凌げませんって。
♣: 5種
国広一の手品は強力過ぎました。「手品を使っての和了は不可」くらいに留めた方がよさそうでした。それでも「あの牌を拾えれば5面待ちになる」というタイミングで使えばかなり効果的に使用できそうです。
以上全41種を作成しました。
ハーベスタイムや一向聴地獄など再現が無理そうな能力も多数あったりしますがそれなりに再現できたのではないかと思います。
私は普通の麻雀は天鳳やフリー雀荘で普段から打っているので結構新鮮に遊ぶことができました。オフ会やオンリーイベントの麻雀なんかではこっちの方が盛り上がりそうな気がします。
・・・誰か同人グッズとして制作してくれませんかね?