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0-00 プロローグ
ゲームやった方が楽しめるかも知れません。
それか動画。
のんびりやっていくのでよろしくです。
《オラクル》――
それは、宇宙にある船団を指す名称だ。
サークル状の構造物が幾つも廻る、人工物、または得体の知れない、光を放つ神秘的な物。それを中心に船団は形成されている。その船はとても巨大、人が暮らせ、自給自足が出来るレベルだ。
船の一つ一つに立派な都市が作られ、海も存在する。勿論、各船が移動する事も可能で、船と船の行き来も可能だ。
そしてその船は、基地の役割も果たす。
船の名前は《アークスシップ》と言われている。
船の名前に書かれている言葉、《アークス》。それは職業、会社、グループ――もしくは、肩書きに近いかも知れない。
アークスは、一つの団体、会社で様々な人が入っている。
アークスに所属する隊員は、惑星を守る――宇宙の平和を保つ為様々な惑星を飛び回っている。
何時も危険と隣合わせ、いつ死んでもおかしくはない。
自分の身は自分で守る。その為、アークスは誰でもなれる訳では無い。
《フォトン》。アークスは、全員フォトンを扱える。
フォトンは空気中に有る素粒子。それを扱う事で様々な現象を引き起こせる。通称、《フォトンアーツ》と《テクニック》と呼ばれる。
詰まるところ、フォトン適正が無ければ最低でもアークスになれる素質が無い。
勿論デスクワークの事務処理専門の隊員もいる。だが、非常時に戦闘する場合を想定し、フォトンを扱える事前提になる。
アークスは、簡単になれるものではないのだ。だが、ヒーローと言われる事もある。まさに憧れの的と言えるのだ。
そして、晴れて試験を通った者。最後の試験、実地試験が今日、行われる。実地試験を行う惑星に向かう為、《キャンプシップ》という小型の船がアークスシップから発進する。
向かう先は、緑の森林に溢れる惑星、《ナベリウス》。安全という理由でこの惑星が選ばれた。
試験場に向かう船の一隻。彼女もアークスの実地試験に通った一人だった。
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