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米軍、日本原での単独訓練を打診 奈義町、津山市に防衛局通じ

 岡山県奈義町、津山市は3日、米海兵隊から、両市町にまたがる陸上自衛隊日本原演習場で単独訓練を実施したいと、中国四国防衛局を通じて打診されたことを明らかにした。同演習場に対する米軍単独訓練の使用要請は初めて。両市町は住民らの意見を聞きながら判断する。

 両市町によると、訓練には米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の後方支援部隊が参加し、屋外射撃、爆破訓練のほか、ヘリコプターの着陸スペース確保のための整地訓練を行う。屋外射撃訓練などを実施している東富士演習場(静岡県御殿場市)が岩国基地から遠いため、日本原演習場の使用を望んでいるという。

 津山市の説明では、参加する後方支援部隊は約300人、車両25台。年1回14日以内で毎年の実施を予定している。

 奈義町は3日、地元の関係住民団体や町議会全員協議会で報告した。笠木義孝町長は「関係者の意見を十分に聞きながら判断していきたい」と話した。津山市は近く住民らへの説明を行うといい、宮地昭範市長は「情報収集に努め、地元の意見を聞きながら慎重に受け入れの是非を決定する」としている。

 岡山県の伊原木隆太知事は「国には地元の意向を十分尊重し、住民の安全の確保と生活環境を守ることに十分配慮するよう求めたい」とコメントした。

 日本原演習場では2006年以降、日米共同訓練が3回行われている。
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