横断幕を掲げる日出生台対策会議のメンバーら=20日午後、由布市 陸上自衛隊日出生台演習場で3年連続12回目となる実弾砲撃訓練を実施する在沖縄米軍の先発隊約20人が20日、演習場に到着した。本隊は21、22の両日に入り、155ミリりゅう弾砲や車両などの資機材は22日に運び込む予定。 訓練をするのは第12海兵連隊第3大隊=大隊長・リロイ・バトラー中佐=の約200人。27日から3月8日までの10日間あり、予備日を除く実質の砲撃日数は8日間。りゅう弾砲6門を使用する。夜間砲撃や機関銃などの小火器訓練もある見通し。 先発隊は沖縄発の民間機で福岡空港に到着したとみられ、演習場には午後3時半すぎに貸し切りバスで入った。由布市湯布院町の演習場ゲート前では、市民グループ「ローカルネット大分・日出生台」のメンバーら10人が「海兵隊は帰れ」と連呼した。県平和運動センターや社民党県連合などでつくる日出生台対策会議のメンバー約60人もゲート前に集まり、「訓練は拡大している。許してはならない」と抗議の声を上げた。監視小屋を設置 市民グループ 陸上自衛隊日出生台演習場で実施される在沖縄米軍の実弾砲撃訓練を前に、市民グループ「ローカルネット大分・日出生台」は20日、玖珠町日出生に監視小屋を設置した。 冷たい雨が降りしきる中、監視センター、交流センターとなるプレハブ2棟を設置し、「日出生台監視情報センター」の看板を取り付けた。 演習中は午前7時から午後9時まで砲撃数や砲撃の種類を確認し、協定が守られているかなどを監視する。 浦田龍次事務局長(53)は「協定や覚書を順守して訓練しているかを見守っていきたい」と話していた。