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「日本遺産・尾道」をPR 来月、ラッピング広告電車が大阪環状線走る
「日本遺産のまち尾道」をPRするラッピング電車が3月1~31日、JR大阪環状線で運行される。ラッピングされた1編成(8両)が1カ月間走るほか、同6~9日は環状線の212両に中吊り広告を掲示。6~12日の1週間は大阪、天王寺、京橋、鶴橋、新今宮の5駅にポスターを掲示する。
日本遺産の第1陣として一昨年認定された「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」をアピールしようと、尾道市歴史文化まちづくり推進協議会が実施。春の行楽シーズンに向けて、日帰りも可能な関西圏でPR効果を期待している。
電車外側のラッピングシールは、前後のヘッドマーク各1枚と各車両の両サイドに5枚ずつの計82枚を貼り付ける。サイドの5枚は、尾道水道の全景写真をあしらった横長のシールが1枚と、ライトアップされた古刹や尾道ならではの坂の路地など縦長のシールが4枚。縦長のデザインは車両ごとに異なり、8種類用意した。
日本遺産のまちとしての情報発信はそのほか、「尾道水道が紡いだ~」に続いて昨年認定された「日本最大の海賊の本拠地芸予諸島」についても3月、愛媛県今治市と協力し、関連遺跡など7カ所に案内板を設置。因島水軍城など3カ所にビジターセンターを開設する。