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廃棄ハードディスクから情報流出

02月23日 20時59分

岐阜県美濃加茂市の中学校で、廃棄処分したパソコンのサーバーのハードディスクがネットオークションで販売され、生徒の氏名が外部に流出していたことが分かりました。
市の教育委員会はパソコンの処分を委託した業者に説明を求めるとともに、契約違反が判明すれば賠償を求めることも検討しています。
美濃加茂市教育委員会によりますと、去年11月、岐阜県外に住む男性から市内にある中学校に「ネットオークションで購入したハードディスクに生徒の氏名が残っている」と連絡がありました。
教育委員会で調べたところ、このハードディスクは、去年8月、パソコンを更新するため、古いパソコンとサーバーを廃棄処分した中学校のものだったことが分かりました。
ハードディスクには、平成21年度に在籍していた生徒と教員、約750人分の氏名が残されていたということです。
美濃加茂市がパソコンを廃棄処分するため、委託先の業者と交わした契約ではデータをすべて消去し、再利用できないようハードディスクも壊すことになっていました。
このため、市の教育委員会はハードディスクが流出したいきさつについて業者に説明を求めるとともに、その過程で契約違反が判明すれば業者側に賠償を求めることも検討しています。

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