KPGC10型の精悍なフロント&リアの表情、獰猛な狼にたとえられたS20型エンジン。サイドを走るサーフィンラインと大胆なリアフェンダー、機能美をたたえるインテリア、ファン憧れのGT-Rエンブレム……。そのパーツのひとつひとつに、伝説の手ごたえを感じながら「ハコスカ」の魅力を味わい尽くすシリーズです!
各号に付属するパーツは、週に一度のペースで無理なく組み立てていける配分。組み立ての手順は、毎号の「組み立てマニュアル」で詳細に解説。3D図と写真でひと目でわかる構成になっているので、模型作りが初めての方でも気軽にチャレンジしていただけます!
毎号の工程はマガジン掲載のマニュアルでじっくり確認。
昭和40年代のカーデザインは、工法上の限界によって自由度が大きく制限されていました。多くの工業製品がそうであるように、KPGC10型の堅牢でありながら流麗さを備えたデザインは、時代の制約との戦いから生み出されたのです。本キットの設計は、当時を知る日産自動車のベテランカーデザイナーや開発者によって、車体のごく小さな面の曲率に至るまで厳しい監修作業が行われました。
当時のカーデザインの魅力をスケールモデルでどう再現するのか━━模型製作を担当した世界的な模型メーカー、京商の開発者たちはそのプライドに賭けて、自動車開発の歴史を遡るようなこの難題に取り組みました。本モデルは、いわばクリエーター同士の真剣勝負の中から誕生したのです。
注目のギミックでは、ヘッドライトを点灯させたり、ブレーキペダルとテールランプが連動してON/OFFを楽しむことができます。パーツ部材はダイキャストによる金属部品、樹脂素材、金属パーツを織り交ぜた複合素材による構成で、本格的なモデリングの醍醐味を楽しんでいただけます。
イグニッションからのエンジン始動音、アイドリング音、ウィンカーのリレー音、クラクション。アクセルペダルと連動させ、ハコスカならではのエンジンの咆哮を楽しむこともできます!
※特製サウンドボードは、特別価格でのご提供となります。予約開始の期日は追って詳細をご案内いたします。
※実際の仕様は写真と異なる場合があります。
観衆を沸かせた数々の名勝負、開発者たちの熱い物語を追って「ハコスカ」伝説を検証するほか、マシンのメカニズムも徹底解説。貴重な歴史資料やヴィジュアルも満載、ハコスカの魂を受け継ぐ名車たちも、たっぷりと紹介していきます!