読者登録が100人を超えました。いやー、こんな駆け出しのブログを読んで頂いてありがとうございます!
そして50記事も突破しました。当初は3ヶ月でこの投稿数を目指していましたが、読んでくれる方が多いから楽しくなって予想以上にハイペースでした。
読者の方が100人を超えたところでやりたいと思っていた企画がありまして、それは自分の経歴とカメラの機材遍歴を紹介するというもの。
早いうちに自分がどういう人かという紹介記事を書きたかったですし、かと言って見てくれる人が少なかったら寂しいですからね。
そんなわけで、写真を撮るのが好きになった高校時代から現在に至るまでを、カメラの機材遍歴と一緒に振り返っていこうと思います!
高校時代
高校は地元の府立高校に通いました。自由な校風だったのであまり勉強はしませんでしたね。
中学時代からバスケ部でしたので、高校でもバスケ部に入りました。バスケ以外の思い出があまり無いんですよね。結構青春っぽいことはしていたのかもしれません。
当時の1番の趣味は中学時代からエレキギターとベースを1人でシコシコ弾いてましたね。今はジャズギターが好きですが、当時はロック好きでしたので。
あとはインターネットの世界にはどっぷり浸かってました。当時はFLASH全盛期が終わって、YouTubeとかニコニコ動画が流行りだした頃だったかな〜?
僕はHTMLで作った個人サイトやブログを持ってましたが、mixiが流行してましたのでやってましたね。招待制で18歳以上の人しか登録できなかったのですが、年上のネット友だちに招待してもらって年齢誤魔化してやってました。
同級生も結構やってましたが、僕が毎日しかもやたらと長い日記を書くので、みんな楽しみに読んでくれてたみたいです。
そう思うと10年前からやってること変わらないですねw
携帯電話の写メで撮りまくってた時代
ようやくカメラの話をします。当時はお金をあまり持ってませんでしたし、Windows Meを搭載したオンボロPCを扱っていたため、デジカメを買うという方向にはいきませんでした。
代わりに高校から買い与えてもらった携帯電話の写メ機能を使って友人たちを盗撮しまくってましたねw 画面がクルッと回転するタイプのガラケーってめちゃくちゃ盗撮し易いんですよ。撮影時のSEでバレますけど。
惜しむらくは、操作を誤って写真フォルダを全消去してしまってほとんど残っていないということ。これは痛い。まぁその場で楽しめたから良いかな〜。
ちなみにauから出ていたW41CAとW52CAという携帯電話を使っていました。当時はカシオの携帯電話は結構人気だったんですよ。今はカシオ製のスマホって無いですよね。盛者必衰です。
大学時代
小学生の頃に日本史が好きになり、大学では歴史学を勉強しようと進路を決めていました。理科が好きだったので理系に進んだり、パソコンとかインターネットが好きだったから情報系に進む道もありましたがね。
受験の結果、地元の小さい私立大学の歴史学科か、そこそこ有名な私立大学の史学科仏教史コースかの選択を迫られ、「サンスクリットなんてわかるか!」と思って前者を選択しました。今思えば後者の選択をしてもおもしろかったかもですね。
部活やサークルには入らず、某家電量販店YのAVソフト(CDやゲーム)コーナーでアルバイトをしました。ここで学んだ接客や業界の知識は今でも役に立ってますよ。身にならない経験なんてありませんね。
授業にはマジメに出席しまして、成績もそこそこ良かったです。古代日本史のゼミに所属しまして、論文はなかなかの自信作ができまして高評価でした。何で古代史かと言いますと、単純に日本史の教科書や参考書の最初にあるからですね。1番勉強する気がマックスの時に目を通す範囲だからまぁまぁ知識がストックされてたというw
大学2回生の頃までは地歴の教員免許を取ろうと単位を取得していましたが、3回生の頃から「自分は教師に向いていない。このまま教師への道を選んでも苦労する」と思って取得を諦めました。社会人になった今、学生時代の経験としてもう少し頑張っても良かったかなと思いますね。でも、今の教員免許って更新制で取って終わりじゃないからなぁ……。
1・2回生の間に教育系の単位を取りまくっていたおかげで卒業に必要な単位はあっという間に揃って、3・4回生は結構暇でした。何となくでも良いので教員などの免許を取得するつもりで授業を選択すると後が楽ですよ。
Nikon D40のレンズキットからデジカメライフが始まった!
さて、ここからが本番です。カメラの時間です。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D40 レンズキット ブラック D40BLK
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: Camera
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Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II ニコンDXフォーマット専用
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: Camera
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大学1回生の頃に「一眼レフが欲しい……」と思い、ニコンアウトレットでNikon D40のレンズキットを買いました。
人生初のデジカメがデジタル一眼レフです。何となくカッコイイと思ったのでニコンを選びました。
その後の大学4年間の相棒はずっとD40です。今は手放して職場の先輩が使っています。その先輩もそろそろ買い換えると言っていましたね。しかもキヤノンにしたいと言ってたし。
大口径レンズを買う
一眼レフを始めるとレンズのF値が気になりだしますよね。
最初はキットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6Gを使っていましたが、「ズームしてもF値が変わらないすごいレンズがあるぞ!」という情報を得て早速買って使い始めました。
TAMRON SP AF 17-50mm F2.8 Di II LD Aspherical [IF] デジタル専用 ニコン用 A16N
- 出版社/メーカー: タムロン
- メディア: Camera
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それがTAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]です。サードパーティ製の大口径標準ズームレンズです。これ以来タムロン信者になりました。
キットレンズよりも開放F2.8と明るく、どのズーム域でもF値を変えずに撮ることがきます。広角側の1mmでこれだけ画角が違うのかということも知らされましたね。
Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2009/03/06
- メディア: エレクトロニクス
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また、明るく撮るなら単焦点レンズということも知り、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを買いました。明るい上に小さくて軽いので散歩用レンズに重宝しましたね。
望遠ズームの時代
単焦点レンズの次に買ったのが望遠ズームレンズです。単焦点レンズよりも先に手に入れる人も多いでしょうが、まぁ順当ですよね。
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S DX VR Zoom Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED ニコンDXフォーマット専用
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2007/03/29
- メディア: Camera
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コスパ重視で買ったのがAF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6 IF-EDです。ダブルズームキットに付いているレンズですね。かなり軽量なモデルで35mm判換算で300mm相当までズームできます。
レンズは少し暗いですが、手ブレ補正も付いているので初心者でも扱いやすいですよ。
TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: Camera
- 購入: 1人 クリック: 27回
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この望遠ズームレンズを使いはじめて2年程で、TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDを買いました。タムロンは標準ズームレンズで僕の中で高評価でしたし、広角側は弱くなりましたけど、望遠側が300mm(35mm判換算で450mm相当)とより望遠側が強くなりました。
望遠ズームレンズとしてはコンパクトで軽い方なのですが、当時の僕にとってここまでの重量級のレンズは初めてでして、これにはテンションが上がりましたね。祇園祭の山鉾巡行などで活躍しました。
APS-C機でもフルサイズ機でも使えるのでオススメの望遠ズームレンズですよ!
ちなみに、これでニッコールの方はお役御免となり友だちに譲りました。
コンデジも買った
デジタル一眼レフでは旅行の際に荷物になってしまいます。撮影目的であれば良いのですが、そうでないならコンデジで十分です。
NikonデジタルカメラCOOLPIX P300 ブラックP300 1220万画素 裏面照射CMOS 広角24mm 光学4.2倍 F1.8レンズ フルHD
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: Camera
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3回生の時にゼミ旅行があったのですが、それ用に買ったのがNikon COOLPIX P300です。1/1.7型センサー搭載でワイ端のF値が1.8、絞りやシャッター速度を自由に設定できる、デジイチユーザーの為のコンデジって感じです。
デジイチの画質に目が肥えていたことや、RAW撮影ができなかった点で、あまりしょっちゅう持ち出しませんでしたが、撮った写真を今見直しても結構良い写りをしていますよ。現在は家で眠ってます。
MFレンズにハマる
学生生活の後半はアニメ「たまゆら」にハマっていました。主人公のぽってはRollei 35Sというレンジファインダーのフィルムカメラで、焦点距離40mmの単焦点レンズ搭載のコンパクトなカメラです。
この頃からゴツゴツしたカメラよりもコンパクトでカバンに出し入れが容易な、いつでも持ち運べるカメラへの憧れが大きくなってきました。
そこで思いついたのがNikon D40にコンパクトなパンケーキレンズを装着すること。
VoightLander 単焦点レンズ ULTRON 40mm F2 SL II ニコンAis 178225
- 出版社/メーカー: フォクトレンダー
- 発売日: 2007/10/26
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D40ユーザーの間で流行っていたのがVoigtlander ULTRON 40mm F2 SLIIN Asphericalというレンズでした。コンパクトなボディにジャストサイズな1本(枚?)です。冒頭の写真はこのレンズ1本で広島の竹原(たまゆらの舞台探訪)に行った時に、フェリーの中で撮ったものです。
露出計は動くのですが、AFモーターを搭載していないのでMFでピントを合わせます。若干難しいように思えますが、MFリングは操作し易く、フォーカスエイドは作動しますので初心者の人でも意外といけちゃうと思います。
ピント合わせをし易くする為に、オリンパス製のマグニファイヤーを改造して取り付けたりしてましたね。
なんとなくアナログな質感と言うんでしょうか、コントラストが高く、冷たい雰囲気の画でとても気に入ってました!
このレンズ1本でいこうと、それまで所有していたレンズをすべて売却してしまいました。こんな感じで学生時代を終えて社会人へとステップアップしました。
社会人になってから
つぶしが効かない大学の、つぶしが効かない学科だったため、就職活動は結構難航しました。
いろんな業界の説明会を受けた結果、高齢者介護の世界に飛び込むことになりました。3Kとも呼ばれていますし、世間的には負け組のように思われるかもしれませんが、そんなに悪い世界ではないですよ。
内定をもらってからヘルパー2級の資格を取得し、訪問介護事業所に配属されました。運転免許は持っていましたが、クルマやバイクを運転するようになったのは仕事の一環からです。
今年の4月で丸4年のキャリアになりまして、今年の1月に介護福祉士を受験し、春には相談員の仕事を始める予定となっています。
インターネットでの振る舞いとしては、TwitterなどのSNSはやっていましたが、ブログはずっと続けています。まぁ定住せずに作っては壊しを繰り返していますがね。
フルサイズ機への憧れ
社会人になっても写真趣味は続けていました。写真は他の趣味との相性も良いですし、人からの印象も悪くありません。何より作品の披露が簡単だったり、価値観が伝わりやすいのが楽ですね。
ただ、写真が趣味と言うならばフルサイズ機を使ってないと格好がつかないなと思いました。いつまでもエントリー機を使っているのではなく、ハイアマチュア向けの機材を手に入れようと思い立ちました。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー D600
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: Camera
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そこで冬のボーナスを使ってNikon D600を買い、フルサイズデビューを果たしました。D600はフルサイズ機ながらもAPS-C機もフラッグシップ相当のボディサイズを実現した画期的なデジイチでした。ダスト問題が発覚し、それを改善したD610が発売した頃だったので少し安く買えました。後期のロットだったからかダストは顕在化しませんでした。
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP 24-70mm F2.8 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A007N
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2012/06/02
- メディア: エレクトロニクス
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Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G
- 出版社/メーカー: ニコン
- メディア: Camera
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ボディは単体で購入し、TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)とAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを同時購入しました。大口径且つコスパが良くて軽いレンズという選択です。
APS-C機も綺麗な写真が撮れるのですが、フルサイズ機はもっと綺麗な写真が撮れますね! 写真の世界がさらに大きく広がった気分になりました。
これを持って撮影に出かけたり、職場のイベント事に持っていって撮影係をしたりと活躍しました。
マクロレンズの魅力
Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: エレクトロニクス
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次にAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDというレンズを買いました。ナノクリスタルコートを搭載した標準マクロレンズです。
それまではマクロレンズに興味を持ってなかったのですが、使い始めたらその便利さに目からウロコが落ちました! 限界まで近付いてもピントが合います。これはすなわち撮影距離的にピントが合わない焦れったさが皆無なのです。テーブルフォト最強レンズですな。
かつてのマクロレンズは接写専用というイメージだったらしいですが、普通の風景用レンズとして使っても特に申し分ありません。
デジイチでは標準ズームレンズの次に買うレンズとして、標準単焦点レンズか望遠ズームレンズかがよく挙げられますが、僕はマクロレンズをおすすめします。
特にこの60mmのマクロレンズは、APS-C機だと35mm判換算で90mm相当になります。これは接写しても像が歪んだりデフォルメされにくい、マクロレンズでも最も一般的な焦点距離になりますのでオススメです。
RICOH GRをサブ機として買った
フルサイズ機を購入する頃には、デジカメにおけるセンサーサイズの違いというのをよく理解していました。
そんな中で、デジイチのエントリー機と同等であるAPS-Cセンサーを搭載したコンデジが発売していることを知りました。
RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175740
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: Camera
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それが現在のメイン機であるRICOH GRです。当時はD600のサブ機として購入しました。フルサイズ機を持っていくには荷物が大きいという場合に使う目的です。
GRについてはこちらの記事で詳しく紹介していますのでここでの説明は割愛しますが、このコンデジの軽快さは最強ですね。それでいて撮れる写真に不満がありません。
ただ、夜間の撮影が苦手なことと、やはり画質はD600の方が凌駕していましたので、まだまだパワーバランスは保たれていました。
大口径望遠ズームレンズの購入
大口径標準ズームレンズを持っているなら、大口径望遠ズームレンズも欲しいところです。
標準がタムロンなら望遠もタムロンで揃えたいところですね。ってことでTAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)を買いました。
望遠域でF値2.8の明るさは、暗い室内だったり、動きのある行事やスポーツなどのシーンで活躍します。
ただ、こいつがあまりにもデカくて重いんです。専用のカメラバッグが必要ですし、レンズだけで1.5kg弱ぐらいあります。
何回か持ち出しましたが、持ち出すまでの準備で一苦労ですしやっぱり肩が凝ります。片手では扱えないそのデカ重スタイルが、徐々にデジイチへのこだわりを薄れさせていくことになりました。
望遠用にRICOH GXR P10キットを購入
せっかく高価な買い物をしましたが、タムロンの大口径望遠ズームレンズは早々に売却してしまいました。
その代わりの望遠要員としてRICOH GXR P10キットを買いました。
GXRはメーカー的にはミラーレス機の位置付けの様ですが、レンズだけではなく、センサーとレンズが一緒になったユニットを交換するという斬新なスタイルのカメラです。
デジイチやミラーレス機の交換レンズは、撮影状況に応じて自由にレンズを交換できるというメリットがある反面、ボディに搭載されているセンサーや画像処理エンジンがすべてのレンズに最適化されているわけではないというデメリットがあります。
そこで「このレンズにはこのセンサーと画像処理エンジン」みたいな感じで最適化されているユニットを交換できるようにしました。ぶっちゃけ流行らなかったので、現在は中古品しか手に入りませんね。
1/1.7型センサーに28-300mm相当のレンズを搭載したP10キットを購入しました。普段のカバンに高倍率機を入れて持ち運ぶスタイルができました。
ただ、このGXRも使っていた期間は短かかったです。電源オンから撮影可能になるまで少し間があるのと、シャッターを切った後の記録時間が少し長く感じました。そこまで顕著ではありませんでしたが、GRの挙動に慣れていたからかなり気になりました。
しかも使用後間もなくP10が故障しました。結局GXRは友だちに譲りました。背景がボケた写真が撮れて、中古でも良いので極力安いカメラが欲しいと言っていたのでちょうど良いと。助言通りAPS-Cセンサーが搭載したGR LENS A12 50mm F2.5 MACROのユニットを購入して使っているようです。
単焦点レンズパーティを組むことに
D40時代もフォクトレンダーの単焦点レンズの購入をもってズームレンズを処分しました。よく「男は黙って単焦点」と言っていたのですが、D600を所有してからも単焦点革命が起きました。
タムロンの大口径標準ズームレンズを売却し、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)を購入しました。
これに所有していたAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを加えた単焦点3兄弟が完成しました。
35mm、50mm、90mmと広角、標準、中望遠を各担当するシステムで、共通点としてフィルター径が58mmで各種フィルターの共有が可能でした。この当時保護フィルターしか持っていませんでしたが、将来的にNDフィルターやPLフィルターを買う時に1枚買えばすべてのレンズで使い回せるという状況を作りたかったのです。結局フィルターを買い足すことはしませんでしたが。
マクロはタムロンの90mmで事足りてしまったのでニッコールの60mmも売却してしまいました。
デジイチ一式を売却してコンデジオンリーに
詳しくはこちらの記事に書いていますが、結果的にデジイチ一式をすべて売却してコンデジオンリーになりました。
単焦点パーティを組んだりしていたのは、デジイチに対するマンネリ解消みたいなところがあったのだと思います。
「デジイチは撮影目的、GRは外出ついでの撮影」みたいな住み分けを目指しましたが、撮影目的の外出よりも、外出ついでの撮影の方が多くなりGRの出番の方が多くなりました。するとGRに愛着がますます湧いてきたんですよね。本気の撮影もGRでやりたいと思うようになりました。
このようにデジイチに価値を見出せなくなってきていた一方、社会人になって初めてのボーナスで買った高級品だから使わないともったいない、というジレンマがありました。
そんなデジイチの呪縛を振り払い、デジイチにこだわり続けた僕がコンデジオンリーの身になりました。それには森山大道氏の哲学も大きく影響しました。
Panasonic コンパクトデジタルカメラ ルミックス TX1 光学10倍 ブラック DMC-TX1-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2016/03/10
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ただ、GRでは撮りにくいシーンもあるので、それをフォローするコンデジをデジイチを生贄にして召喚したいと考えました。それで手に入れたのがPanasonic LUMIX TX1です。
TX1についてはこちらの記事に書いています。
そしてGRとTX1を持って、お気軽&身軽にスナップ写真を取り続けることを決意し、このブログが開設することになりました。
高価な買い物を繰り返したものの、残った機材は少ないですが、カメラの知識は得られましたし、撮影に対する哲学みたいなものに気付くこともできたので、有意義だったと信じましょう。
今後もし機材を追加するならば
今のところGRとTX1の2台で、これ以上の機材追加は考えていませんが、もし買うならばGRが壊れた時でしょうかね。既に1度壊れて修理しているので、次壊れたら買い替え時かなぁ、と。
もし買い換えるならば、バッテリー互換を意識して買い物をすると思います。予備バッテリーやチャージャーって結構高いので、共有できるものが良いかなぁと。
バッテリーを共有できるデジカメで、大口径レンズ搭載のスナップ用カメラと、高倍率の旅行用カメラのコンビを作りたいです。
GRのバッテリーが使い回せる高倍率コンデジは現行品では無いですね。出たら欲しいところです。
TX1のバッテリーが使えるカメラの中から大口径レンズ搭載のカメラを探しますと、コンデジだとLUMIX LX100がありましたが、現在ディスコンで後継機の話もまだ出ていません。
ミラーレス機にはなりますが、LUMIX GX7MK2とLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.のレンズキットですかね。35mm判換算で30mmなのでスナップ写真に使いやすいかと思います。
でも見た目のコンパクトさと軽量さで言えば理想はLUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.ですね。40mm相当なので結構使いやすいと思います。
できれば買い換える必要が生じないのが良いのですが、時にはこうして「こんなカメラを使ってみたいな〜」と思いを馳せるのも良いですね。
そんなわけで僕の経歴とカメラの機材遍歴でした。