[PR]

 シリア第3の都市の中部ホムスで25日、自爆テロとみられる爆発があり、42人が死亡した。アルカイダ系の「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)などが参加する過激派組織が犯行声明を出した。AFP通信などが伝えた。

 現場は2カ所の治安当局の施設付近。シリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン氏はAFP通信に「少なくとも6人の自爆犯がおり、治安機関と軍情報部の本部付近で自爆した」と語った。死者には軍情報部門の幹部が含まれているという。

 ホムス自体はアサド政権の支配下にあるが、近郊には反体制派や過激派組織の支配地域が点在。市内では爆破テロが時折発生し、昨年2月に起きた爆破テロでは60人超が死亡した。(渡辺丘)

こんなニュースも