今年もやってきました、確定申告シーズン。
かくゆう私自身も、今年初めて確定申告なるものを行ってきました。初めての確定申告という事で大変四苦八苦したわけですが、何とか無事終えることができました。
そこで、本日は私のようにサラリーマンをやりながら、これから副収入を得ていこう(すでに得ている)という方が今後確定申告をする際、少しでも参考になるよう私自身が確定申告を完了するまでに体験したことや取り組んだこと、取り組んでいることを紹介していこうと思います。
ブログ収入を目指すなら、「開業届」を提出しよう
ブログで何かしら収益化を目指す方に、まずおすすめしたいことは「開業届」を税務署に提出することです。
というのも、「開業届」はとても簡単に手続きができる上、手にする恩恵がめちゃくちゃ大きいからおすすめしたいのです。
ブログ収益は突然上がる
多くのサラリーマンの場合、1年間(1月1日~12月31日)の所得合計が20万円以上になると確定申告が必要になります。ちなみに、主婦・学生の方はすべての収入を合算して年間38万円以上です。
そうなんです。この確定申告の20万円ルールを聞くと、「いやいや、ブログ収益なんて年間20万円も発生しませんから。」と思われるのが当然の感想でしょうし、正直私自身も当初そんな風に思っていました。
しかし、ブログの収入はいつ急激に上昇するかは、神のみぞ知る分からないものです。いきなり高額のアフィリエイト案件が成立するかもしれませんし、寄稿依頼を受けて収益が発生することもあるのです。私の場合、何気なく書いた1本記事が大きくバズってくれ、それを機に急激に収益が増加した口です。
つまり、ブログで収益化を目指す気持ちがあなたに少しでもあるのなら、収益増加に備え(収入増加を目指す決意も込めて)、開業届を出しておくことをおすすめします。
開業届は簡単&恩恵がスゴイ
開業届は、住んでいる地域を管轄する税務署に行けば、ものの30分程度で届が終わります。(確定申告シーズンは混雑しているので、避けたほうがいいかもしれません)
その場で紙を渡され、担当の方が書き方をその場で指導してくれるので、印鑑だけ持って税務署に行けばいいはずです。上の写真が私の開業届になりますが、担当の方が丁寧に書き方を教えてくれました。
そして、このたった30分の労力で得られる恩恵が素晴らしく大きいのです。
ブログで20万円以上の収入を得た場合、
- 白色申告(控除なし)
- 青色申告(10万円控除)
- 青色申告(65万円控除)
以上の3種類から申告方法を選択し、確定申告を行うわけですが、開業届けを出すことで、青色申告の特典(10万円控除か65万円控除)が受けられ、納める税金等の金額を抑えるというメリットが発生するのです。
控除以外にも、損失が出た場合3年間持ち越しができたり、事業を手伝ってくれた家族に給与を支払えたりするなど、様々な優遇が受けられることになります。
さらに、青色申告では家事按分といって、家賃や光熱費、通信費を経費として計上できます。これは白色申告でも可能なケースもあるようですが、ことブログ収入を得ている方は、白色申告ではまず家事按分が経費として計上できません。これはかなり大きい節税効果です。
とはいえ、多くのサラリーマンブロガーの方が開業届を出さずに、白色申告で済ませている背景には、「めんどくさい」という壁が立ちはだかっているようです。
白色申告もめんどくさい
「めんどくさい」という理由で、開業届を出さずに白色申告を選択しようとしている方は、白色申告でも記帳の義務があることをご存知でしょうか。
これは平成26年から変更になったことですが、それまで「めんどくさい」「楽に確定申告したい」という方におすすめだった白色申告のルールが大きく変更され、白色申告者にも帳簿作成と、帳簿の保存義務が発生したのです。
これにより、それまでの白色申告の「簡単」「手間が掛からない」というメリットは消え、現在の確定申告においては白色申告と青色申告10万円控除(以下、青10)との壁がほぼ無い状態になっているのです。
白と青10には差がない!?
平成26年の変更後、白色申告者にも帳簿作成が義務化されたことにより、青10申告者との差はほぼ無くなってきているといえます。白色申告を選択するメリットが大幅に無くなってしまったわけですね。
あえてその差をあげるとしたら、
- 開業届を出す手間がかかる
- 失業保険が受け取れなくなる
という2点くらいではないでしょうか。厳密に言えば他にも差がありますが、大きな差とはいえないものばかりです。
確かに、青色申告の中でも65万円控除を受けようとすると、「複式簿記」という正規の簿記形式での申告が求められ、さらには貸借対照表と損益計算書を添付しなくてはならないため、こちらには壁があるように感じてしまいます。
しかし、青10であれば白色と同じ簡易簿記による帳簿を付けるだけですので、ハードルはグッと下がります。
というより、収入が20万円以上発生した時点で、少なくとも簡易帳簿を作成する義務が発生するわけですから、あとは白色と青色10万円どちらを選択するかということになるわけです。
本日のレポート考察
本日紹介した「副業サラリーマンにおすすめしたい開業のメリット」に関するレポートはいかがだったでしょうか。
改めて、このレポートのポイントをまとめておきます。
☑ 副収入が増えても、節税できる
☑ 白色申告も帳簿を付ける時代に
☑ 白色と青10は、ほぼ同じ労力