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【大リーグ】

激突一夜明けのイチロー「めっちゃ痛い」

2017年2月24日 紙面から

右脚を負傷した翌日、トレーニングマシンを設置したコンテナに入った、マーリンズのイチロー(奥)=ジュピターで(共同)

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 大リーグは22日、各地でキャンプが行われ、21日の外野守備練習中に同僚と交錯し、右脚と腰を負傷したマーリンズのイチロー外野手(43)は、ウエートトレーニングなど別メニューで調整した。マリナーズの岩隈久志投手(35)はブルペンで44球を投じ、ドジャースの前田健太投手(28)は初めて打撃練習に登板、打者延べ8人相手に38球を投げた。

 マーリンズのイチローは全体練習に参加せず、別メニューで調整した。まだ腫れの残る右脚の動きはぎこちなかった。患部にサポーターを巻いて球場入り。状態を問われると「めっちゃ痛いです」と言った。この日は電気治療を受けたほか、初動負荷理論に基づいて作製された専用マシンが並ぶコンテナ型ジムに3度こもり、体を動かした。

 前日の練習後に口にしていた不安は消えていない。「ここ(右脚)は打撲だけなのでやろうと思えばできますけど、腰はね、ちょっと心配なんで。2、3日は様子見が続くと思います」と説明した。

 全体練習復帰の目安となるのは、痛みの強い右脚よりもぶつかった衝撃を受けた腰の方だ。25日から始まるオープン戦には出遅れる可能性が高くなった。開幕まで1カ月以上残されているのは不幸中の幸い。焦りは禁物。時間をかけてケガを完治させていく。 (米フロリダ州ジュピター小林信行)

 

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