今年もパシフィコ横浜で開催中(〜2/26まで)のカメラと写真の展示会「CP+ 2017」に行ってきました。足を運んだのは2日目の24日金曜日。相変わらず平日だというのに、多くの来場者で賑わっておりました。
昨年あたりから本体系のチェックはやや興味を失ってしまったので(というか首都圏に住んでいるなら、メーカーショールームや量販店の方がじっくり触れますからね)、日頃あまり触る機会のないバッグや小物類を中心にブースを回ってみました。
※取り急ぎの雑更新につき、随時情報の訂正・追記は行っていく予定です
オリンパス
…といっても、やはり日頃から愛用しているオリンパスを詣でない訳にはいきません。案の定といいますがOM-D E-M1 MarkIIを中心とした展示、体験ブースがやはり充実しておりました。
高速連写に動体追従が劇的に進化したE-M1 MarkIIの体験コーナーとして、このようなダンクパフォーマンスが作られていたり…
でも、カメラ向けてる人たち、他所のメーカーのカメラですね(笑)(今年はコンパニオンさん系の撮影体験コーナーでは、自社の展示カメラ以外での撮影は遠慮して貰ってるブースが増えていたような… 当たり前なんですけどね)
体験コーナーで配られているアンケートに答えるとOM-Dのカードケース(かな?)が貰えます。
そんなアンケートの選択肢にペンタックス(リコー)がなくて何度も見返してしまいました…
銀一(GIN-ICHI)
昨年は面白いリボン型の三脚やカメラップになるストラップを出していたmiggo。この防水バッグ(storm proofだそう!)は、取り出しやすくアウトドア用途にかなり良さげでした。効率的に取り出せるたすき掛けの向きが片方向のみで、私の普段の使い方とは逆なのがやや気になりましたが…。
友人がアンバサダーを勤めるMind Shift GEARでいい感じのものを教えて貰いました。
この「UltraLight Camera Cover」は畳むとこんなにコンパクト。カメラの保護カバーとしても嵩張らないミニマムなタイプですし、腰にベルトで固定できるので、最近2台持ちが増えてきた私にはかなり気になる製品。恐らく近いうちに導入することになりそうです。
上のカバーには速写タイプのストラップを組み合わせることをオススメされたのですが、やはり良さげだったのはPeak Designのもの。
青系、赤系が用意されている「SLIDE SL-2」が良さげでしたが、OM-Dなどのミラーレスにはベルトが細めの「ライト」タイプの方がいいかもしれません。
VANGUARD
昨年、CP+で見て購入したVANGUARDの三脚「VEO」が「VEO2」に進化していました。
足のロックがレバーからナットロックになり、雲台もトルク調整できるものへと進化しました(私のPD製アルカスイス互換プレートの着脱がやや難ありな感じでしたが…)。
ルミカ
ルミカといったらBiRodですが、そういえば私、OLYMPUS AIR A01を手放してしまったのですよね… あれ、これはブログに書いてなかったかな?
そしてBiRodといったら木村棒でお馴染みプロ写真家の木村琢磨さん。BiRodを仕様して撮影された多くの作例がブースに飾られていました。
RICOH
PENTAX KPのタッチ&トライは行列になっていたのでスルー。
話題のDFA★ 50mm F1.4は参考出品のモックが展示されているのみ。
パナソニック
ええと、DC-GH5はまだ発売前なのでしたっけ? 動体へのAF追従のデモがかなり強烈な感じでした。走行中のNゲージにピッタリAFターゲットが追従してるのが分かりますでしょうか。
そこに手を差し入れた瞬間この反応…
動体の動く方向、速度も「動きベクトル」で検知し、AFの追従速度をコントロールしているようです。
サンディスク
公式SNSをフォロー、いいねすると貰えるサンディスクのメモリーカードケース。もちろん私も頂きました。
ちなみに、今回はこのサンディスク以外では、コンパニオンさんを全く撮りませんでした…(付けていたのがF4通しの高倍率ズームでしたし)。そう決めてしまうと、結構気楽なものですね?
EIZO
4K対応のColorEdge、めっちゃ綺麗でいいですね。
キャリブレーションセンサーはモニター内蔵で(いちいちセンサーを吊す必要もありません)、定期的な自動キャリブレーショ補正設定でき、PCの電源が落ちているときでも自動で測定・補正されるそうです。
CASIO
昨年はアウトドア用途激推しだったカシオですが、今年は強みである自撮りに再度軌道修正した模様。人気の女子インタグラマー(?)のトークショーなどが行われるメインブースに居心地の悪さを感じたオジサンたちが、端の方のアウトドアブースに流れてきていました(笑)
私の目的はこのSmart Outdoor Watchの第二弾、低消費型GPS内蔵の「PRO TREK Smart WSD-F20」。DEMOモードにつき、詳細はまだなんとも…といった感じですが、デザインも新型の方がよりPRO TREK的となりカシオらしいスマートウォッチになりました。
エプソン
アウトドアウォッチといえば、先行している「WristableGPS for Trek」。サファイヤガラス搭載のMZ-500MS、本体機能が特に変わってないそうですが、なかなあか見た目が格好いい。カシオのWSDがヤマップ連動なのに対して、こちらはヤマレコの登山計画をルートとして事前に読み込めるそう(地図表示はかなり簡素なものですが)
SONY
なんとなくふらりとソニーブースにも立ち寄ってα6300/α6500など触ってみたりと。
やはりこちらも動体追従に強いと言われているミラーレスカメラですが、初めて触った私でも明らかに体感できるレベルでAFが食いつきます。アクロバティックだったオリンパスブースとは違い、こちらは普通にバスケ(3on3)やってます。
それにしてもオリンパス、パナソニック、そしてソニーと、ほんの数年前までのミラーレスカメラ=動体苦手な印象が、完全に覆ってしまったのが痛快です。
Nikon
KEYMISSION、めっちゃ推してますけどDLよりもこちらの方がリソース突っ込む必要のある製品だったのでしょうか?
相変わらず大人気の中井精也さん。さっきまでSONYでセミナーとしていたかと思ったら、数分後にはニコンにいました。他にもエプソンやサンディスク(25日〜)など引っ張りだこのようです。
FUJIFILM
日頃、六本木のフジフィルムスクエアに頻繁に行ってるので、あえて見るものもないかな… と足を踏み入れることもありませんでした。GFXの巨大作例に驚かされました。
HAKUBA
Lowepro新製品のこいつ…
一見ただのウエストバッグに見えるのですが…
なんと蓋の部分にリュックサック本体が収納されているという… 面白い! でも用途があまり思い浮かびません(笑)
この手袋気になりますね…
そしてHAKUBAブランドで出している、本格的な登山ザックの仕様を採用したカメラバッグ。3気室になった40Lサイズで、カメラ機材一式と小屋泊程度の荷物をパッキング可能となっています。
カメラスペース以外にこれだけの容量プラス、そこにももう1気室。もちろん各気室を繋げて使うことも可能です。頑張ればカメラ機材を携行しつつ、夏のテント泊程度は可能ではないでしょうか(HAKUBAの人は冬山テント泊にも使ったという証言が…)。
背面はアルミフレームが入った本格タイプ。それでいて重量は1.95kg(カメラインナーバッグ含)とまずまずの軽さ。
ヒップベルトからは引き出し式のドリンクポケット。MFTならレンズ交換時のちょっとした置き場所にも使えそう?
もちろんハイドレーションにも対応。
カメラストラップを直接首に掛けないためのパーツ(くびの負担がZEROフック)も付いてます。
こんなベルトもあるらしく(オプションなどではなんく単体発売されている製品)、剥きだしのカメラを携行する場合に、レンズ部分でグラつかないように固定できます。下の防水バッグと併用することで、登山におけるカメラ携行の可能性を感じました。
他にもかなり薄手でコンパクトになる防水バッグ。氷点下でも固くならない素材になっているそうです。
Dリングをカラビナでザックにぶら下げることも可能。
Entaniya
MFT用の250°魚眼レンズ、価格は388,000円(税抜)… ってとても手の出せる代物ではありませんが、とりあえず触ってきました。
笑っちゃうぐらいにクソ重い(笑) ボディだけ持ったらマウントもげるんでは?…というレベル。
銀一でセミナー見学
友人の動物写真家、二神慎之介が銀一ブースで北海道での野生動物撮影に関するセミナーを行うということで、遊びにきました。
私も先日、初めての道東観光をしてきたばかりですが、ツーリストとして訪れるのでなく実際に現地に住み、長期間森や山の中に入っている彼が撮る写真は、どれも生の北海道の自然ばかり。
「マイクロフォーサーズ」スタンプラリーをやりました
初めて今年やってみました。正直かなり面倒くさかった(ブラックマジックデザインは別会場の会議センターまでいく羽目に…)。
商品はマウント型のペーパークリップだそうで…
中古カメラフェア&フォトアクセサリーアウトレット
メイン会場の展示に飽きたら、お隣のアネックスホール2Fで開催されてる「中古カメラフェア」「フォトアクセサリーアウトレット」に行ってみてはいかがでしょう?
特にアクセサリーアウトレットは品数も充実していて、掘り出し物に出会えれば三脚やカメラバッグの類はかなり安く買うことができそうです。
リコーもアウトレット出店。K-1のTシャーとやトートバッグも充実です。
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昨年(2016年)の様子です。