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【芸能・社会】

ロッチ初戴冠 「ワタナベお笑いNo.1決定戦2017」決勝

2017年2月24日 紙面から

現金とトロフィーを手に喜ぶロッチのコカドケンタロウ(左)と中岡創一=東京都新宿区で

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 お笑いコンビ「ホンジャマカ」らが所属する芸能事務所ワタナベエンターテインメントが23日、東京都内で「ワタナベお笑いNo.1決定戦2017」決勝を開催。お笑いコンビ「ロッチ」が優勝し、賞金200万円を獲得した。テレビ番組などで活躍しているロッチだが、お笑いのタイトル獲得は初めてで、この勢いで「キングオブコント」など、タイトル総取り宣言をした。

 同決定戦は「ワタナベ」の中で一番面白い芸人を決める大会で、今年は104組が参戦。前回優勝の笑撃戦隊やアンガールズ、ブルゾンちえみ(26)ら12組が決勝に進出。4組が3グループに分かれ、ロッチのほか、笑撃戦隊、サンシャイン池崎(35)がそれぞれのグループを勝ち上がり、最終選考に残った。ロッチは中岡創一(39)がダイエットに挑戦しコカドケンタロウ(38)が突っ込むネタで場内の爆笑を誘い、最終決戦では圧倒的な支持を得て優勝した。

 ロッチは4月に単独ライブを控えるため、コカドは「賞金はハワイで合宿するために」と早くも次を見据える。さらに「今年はもうひとつ上のステージに上がりたい」と「キングオブコント」などあらゆる賞レースを総取りする覚悟だ。

 主なお笑いの賞レースは「キング−」や「M−1」「R−1」などさまざまあるが、ワタナベの芸人がタイトルを獲得したことはない。中岡は「悔しい。若手も伸びているので、僕らも乗っかっていきたい」と躍進を誓った。

 

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