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【グラニュース】

八反田、開幕司令塔 確実

2017年2月24日 紙面から

新・司令塔として開幕スタメンが確実なMF八反田=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(青山直樹撮影)

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 J2名古屋グランパスに新加入したMF八反田康平(27)が23日、岡山戦で司令塔として開幕スタメンを飾ることが確実になった。入れ替わりの激しい主力組の中でも、八反田は継続してボランチの1番手でプレー。筑波大時代の恩師である風間八宏監督(55)へ恩返しする活躍に意欲を見せた。チームは愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。

 新しい司令塔が風間グランパスの攻撃を操る。八反田はタイキャンプから継続して主力組のボランチの一角を任され、この日も前後左右に動き回って小気味よくパスを配球。ミスが少ない正確なゲームメークを風間監督が高く評価し、開幕スタメンは確実な状況だ。

 「ここには勝負しに来た。ずっとコンディションよくプレーできているし、全試合出場することが目標。気持ちを引き締めて、練習からチャレンジしていきたい」。クールにも見える27歳の心が燃えている。

 ボランチは田口が左膝の負傷で開幕戦の出場は絶望的。小林も右足首の捻挫を抱え、状態は万全ではない。中盤の軸になる八反田は、この日に風間監督からFKの直接指導も受けた。「あまりセットプレーは蹴ってこなかった。力まずに蹴れ、とアドバイスをもらいました」。背後で風間監督が見つめるなか、丁寧に感触を確かめた。

 筑波大で4年間にわたって師事した風間監督への感謝の思いは強い。「自分の中の全てが変わったし、うまくなれた。プロになれたのは風間さんのおかげ」と話す。「昔はもっと怖かったですよ」と苦笑いするが、「グランパスにも風間さんが呼んでくれたと思う。試合に出ることで恩返しがしたい」と誓う。

 

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