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【ドラニュース】

直倫、遊撃は誰にも譲らない!!

2017年2月24日 紙面から

中日−ネクセン 3回裏2死満塁、堂上が左前適時打を放つ=北谷球場で(篠原麻希撮影)

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 居場所は渡さない。その地固めには、快音の積み重ねが一番の近道になる。中日・堂上直倫内野手(28)が23日、韓国・ネクセンとの練習試合(北谷)で2打数2安打2打点と気を吐いた。「結果としては良かった」と遊撃の大本命が着々と仕上げている。

 まずは2回1死二塁で迎えた1打席目。7球ファウルで粘り、フルカウントとなった11球目の直球を左前に運んだ。3回2死満塁で巡ってきた2打席目では一転、初球の高めの直球を逃さず左前へ2点適時打。

 「意識していることを試合で考えずに出せるように、練習ではもっと意識してやっています」

 バットが遠回りする「ドアスイング」を改善すべく体に覚え込ませ、打席では勝負に集中。今キャンプの実戦5試合では7打数4安打と数字はついてきている。土井打撃コーチも「こちらの要求に応えるしつこさがある」と一目置く。

 昨季はプロ10年目にして初めて規定打席に到達。周囲からは「レギュラー」という言葉が聞こえるようになったが「3年やって当たり前という言葉もある。気持ちは去年のキャンプと全く変わらない。奪うつもりでやっている」と言い切る。新人の京田(日大)、2年目の阿部らとともに挑戦者の立場でいる。

 だからこそ、三拍子の底上げも欠かせない。走塁改革の旗を掲げるチームの中で「あまり考えたことがなかったけど、意識が変わりました」。俊足でなくてもできることはある。首脳陣の助言を受け、セーフティーリードの幅が約20センチ伸びた。

 

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